泣いても笑っても

難病の父を介護しつつ、自治会の区長をやってます。

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2018-10-06 (Sat) 16:21

抱き着いて…

自分の体格は、結構がっしりしてて、
傍目からは、相当、タフっぽく
見られます。

…なんで、今の父を車椅子に移すことぐらい
なんてことなかったのですが、
7月の始め、左手を怪我をしてからというもの、
それが大変でした。

娘の首に手を回して、抱き着いて…
ほら、早く…、
右手だけでも身体を支えられるから!

父は、なかなか手を回してこない。

あのさ…照れてる場合かいっ!

いい年した自分の娘に抱きつくなんて、
どうっててことないでしょうに!

こっちは、腰痛持ちなわけで、
右手だけで、どうにもならないわけよ、
父が協力してくれなきゃ、無理なわけよ。

いい、しっかりと抱き着いててよ、
一緒に床に倒れるなんて、ごめんですからね。

父が軽くなったとはいえ、重力を
かけられたら、重くて持ち上がらないわけです。
だから、父自身も立ち上がるような感覚で
おちりをあげてもらわなくては…。

すったもんだの挙句、
今では、父も慣れてくれましたが、
当初は、娘に抱きつく事が相当抵抗が
あったらしく、大変でした。

娘に抱きつく機会なんてないぞ~なんて、
自分は、冗談をいいつつ、
父は、「馬と鹿か!!」と
つまんない無駄な抵抗して下さいました。

だけど、ほんと、抱き着いてくれたほうが
ラクです。
今も、左手を傷めてから、以前のように
力が入らなくて、父をベッドから車椅子に
移すのも少し一苦労なんですもの。

ああ~ん、抱きつかれるなら、ン十年
想いを寄せてきた大好きな声優さんがいい~。
その方に、たった一度でいい…
自分の名前を呼んでくれたら、
その場で昇天してもいい…です。
それだけで、この世に生まれてきた価値ありますから。
以前、このことを友人に話したら、
思いっきり笑われちゃいましたけど。

やっぱり運動不足と言うか、腕を痛めて、
ますます腕力がダウンしました。
なんとかしなきゃ。

介護は、体力、気力、精神力、腕力勝負です。

アン


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最終更新日 : 2020-04-18

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