泣いても笑っても

難病の父を介護しつつ、自治会の区長をやってます。

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2019-02-09 (Sat) 22:18

向いてないから

久しぶりに友人と1時間程、
長電話を楽しみました。

友人もママンの介護をなさっていて、
ここ数年、入退院を繰り返され、1年に
半年は、病院で過ごされているという
状態です。

話しながら、お互い若かった頃の話、
夢の話とかしていると、まるで学生気分に
戻った気がしました。

もちろん、介護の話もしていて、友人が
「うちのお母さんが、あんたに、
 福祉関係の仕事が絶対に向いてるって
 言うのよね…」
「また、その話? だから、無理だって
 話したでしょうに、ママンに話してないの?」
「してるよ~、だけど、絶対に向いてるからって…」
「なんでそう思われるのかなぁ…、
 ご近所のご年配の方にもよく言われるよ、
 介護をしてほしいって…。
 あなただって、向いてないと思うでしょ?」
「私も、お母さんの意見、間違ってない思うんだよね」
「もう、からかってるでしょ~」

この後も、きゃーきゃーと楽しく、
気が付けば、1時間経っていました。

自分は、福祉、介護関係の仕事には、
向いてませんし、断言してもいいです。

自分の事をそう思って下さるのは、
とても光栄ですし、嬉しい事です。
しかしながら、父の介護をしているのが
せいいっぱいですし、思ってくれてるほど、
優しくもありません。

むしろ、自分よりもっと大変な介護をなさって
おられる方の方が多く、自分は、頭が下がる
思いでいっぱいです。

友人と電話が終わる間際…
「あっ、チョコレート、今日、送ったからね~」
「嬉しい~、毎年恒例、美味しいチョコ、ありがと、
 大事に食べるね~。
 あんた(自分)みたいなコが、なんで
 結婚できなかったかなぁ、
 私が男なら、お嫁さんにしてるよ」
「遠慮しとく~」
二人で大笑い。

やっぱり笑うって大事ですね。
久しぶりに、笑った気がします。
お互い介護で、なかなか会えないけれど、
話せば、昔に戻った気がして、若返っちゃう。

このブログも続けてこられたのは、
自分のことを¨かまかま¨して下さっている
おかげです。

おうちで介護していても、1日たりとも、
同じことはないわけですし、あれやこれやと
あったりして…。
お話には、事欠かないですから。

いろいろと話したいことが、次から次へと
あったりします。
ものすごくくだらな~い内容でも、
お付き合いして頂けたなら、幸いです。

さてさて、少しは横になりましょうかね~、
あと、1時間程で、間違いなく
「呼び出しコール」があるでしょうから…。

おやすみなさい。

アン


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最終更新日 : 2020-04-18

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