泣いても笑っても

難病の父を介護しつつ、自治会の区長をやってます。

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2019-04-23 (Tue) 16:03

何かと…

オペレーター役になる自分。

さっきも、ご近所のおばぁちゃんが

「アンちゃん、電気が付かないの、
 停電かしらねぇ」

はい? えっと…、うち付いてますけど?

じゃ、うちだけかしら?
電話が繋がらないし…どうしましょうと
オロオロと…。

もしかして、ブレーカーが落ちたかな?

とりあえず、おばぁちゃんのおうちに行って、
ブレーカーの確認をしたら、落ちてないし
ちょっと待ってね~、外の電気メーターを見ると、
デジタルメーターの数字が消えていて、
電気が来ていないのがわかりました。

「おばぁちゃん、これは、もう電力会社に
 電話した方がいいですよ」
「だけど、電話は通じないし…」
「昔の黒電話なら大丈夫なんだけど、
 今は、デジタ.ルだから…ダメなんですよね~」
(黒電話…わかりますか?)

携帯、スマホからかければいいとか思われたかと
思いますが、九十近くになると、お持ちでない
高齢の方もいらっしゃいますから。

「うちから、自分が電力会社に問い合わせしてあげるね」

おばあちゃんをおうちに来てもらって、
父とお話してもらっている間に、電力会社に電話。

電力会社のオペレーターさん、
受け答えが的確、丁寧で、気持ちがいい話し方…、
あれやこれやと伝えて、ここで、停電になったおうちが
電話がつながらないとなったら、
「誰が通話して来て、折り返し、
 どこへかけなおせばいいのか」が大事ならしく、
自分の住所を伝えて、何かあれば、
こちらへ電話してもらうことに。

少しして、オペレーターさんが、
手配が出来次第、おばぁちゃんちへ
電力会社の方が訪問しますので、お伝え下さいと…
いや~大手電力会社の応対は違うわ~。
久しぶりに、気持ちのいい話し方と
はっきりとした声に、少し感動してしまいました。

おばぁちゃんに、それを伝えて、
電力会社の方を待ってもらうことにしました。
夕方には、電気も無事に通って、遠目に見ても、
おうちに明かりがついていました。
良かった良かった…。

おばぁちゃんが電話で
「アンちゃん、電気ついたよ~」と…
わかりますって、電話をかけてこられたのだから。

この頃といいますか、ご近所のご年配の方に
「繋ぎ」を頼まれることが多くって…
今回は、電力会社でしたけど、宅配便の再配達に
ついて、よくわからないと、なぜか
自分に聞かれて、自分が再配送の手配したりして…。

だけど、自分は、オベレーターには、
向いてないのがわかります。
だって、電話の問い合わせが「超苦手」なんですもん。
それなのに~、頼られてしまう自分…なんで?

自治会では、人前でも話す機会も多いけれど、場数を
踏んでも、苦手なものは克服出来そうもありません。

ご年配の方からは、アンちゃんは話しやすいから…とは
言われますけど、内心、ドギマギしているんです。
ご年配の方、自分よりは、年上の方には、
不愉快にさせないように、丁寧に
お話するようにしていますけれど…。

宅配業者もそうですが、電力会社といい、
通話をすべて「録音」するようですね。
のちのちの「トラブル防止」なんでしょう。
あぅ~、しどろもどろじゃなかったけど、
そう思ったら、ちょっと恥ずかしいです。

自分もええ加減いい年なんで、なんでも
出来るわけでもなく、解決できることもないです。
ただ、お手伝いは、ちょっと出来るかな程度です…。

自治会の役員やっていると、まぁ、
ちょっと難儀な高齢の方相手でも、話さなきゃなんない、
頭ごなしに怒る方もいるし…、さまざまです。
けど、高齢の方には、優しく接しようと思ってます。

だけど、いくら顔見知りになったとしても、
親しくなっても、自分は、ここが終の棲家ではなく、
どこかへ行く予定でいるので、
それまでのお付き合い…と割り切ってます。

親しくなった高齢の方に、なぜかいつも

「福祉か介護の仕事をすればいいのに…
 看てもらいたいな、アンちゃんに」

…って、言われるのですけど、

しません。

だって、大変な事がわかっているから。
それに、自分もその頃には、
高齢側になってるって…。

なんか…今日、何にもしてなかったのに、
この停電騒ぎで疲れちゃいました。

アン


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最終更新日 : 2020-04-18

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