泣いても笑っても

難病の父を介護しつつ、自治会の区長をやってます。

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2019-06-04 (Tue) 19:45

うりゃ~

次の瞬間、ガラガラカっと派手な音を立てて、
大きさは、二畳程度で、自分の丈ぐらいの
「掘っ建て小屋」が倒壊。

やったぁ~!! はぁ~、スッキリした。

真昼間の暑い中、畑の片隅にあった
掘っ建て小屋をぶっ壊しました。
もうこれを片付けたくて仕方なかったのです。

父が倒れる前に、作ったようなのですが、
これが、邪魔で邪魔でしょうがなくって、
壊したら、ぶーぶー文句言いそうでしたけど、
さすがに我慢ならなくなって、中の物を
全部、断捨離出来たので、残るは外だけ。

手前の一番太い柱二本に、荒縄を括り付けて、
もう「綱引き」をするがの如く、腰を低くして、
一気に引く!!!!

びくりともしない…。

ああー、もう!! 
もう一度、うぐぐくぐーーっ!!

はぁはぁはぁ…ダメだ。

フト…身内の馬と鹿の「ムカついた事」を
思い出して、渾身の力で引っ張ったら、
ちょっとグラグラとしてきたぞ~。

もう一度、うぐぐぐっ!!
しかし、暑いーーーっ!!

暑いと苛々が増してきて、思いっきり
引いたら、やっと壊れました。
もう倒壊しただけで、気力がなくなって、
今も、柱やら、何やらと畑に散乱しています。

これらをまた小さく解体…釘が多いったら。
ひとつひとつ確認して、柱とか、木くずは、
ゴミ袋に入る程度まで、のこぎりで小さく
していきます。

とりあえず、解体が出来たので、あとは、
もくもくと片付けて行くのみ。

畑を綺麗な更地にしたかったんです。
やっと念願が叶いました。

父は、もう片付けられないのですし、
まして、自分も年を重ねているわけで、
もっと早くに解体すべきでした。

エラい自分!! よくやった自分!!

…って、炎天下の元、手を叩いて自画自賛。

それに、畑の隅にあった樹木も根っこごと、
引き抜きました。
可哀そうかと思ったのですけど、
これは、ほっとくと、あっという間に育って
シャレにならないですから。

自分は、地下植えの樹木は、絶対に植えません。
手入れが出来ないのと、自分に何かあったら、
放置されて、それこそ大変です。

ヘロヘロになって、家の中へ入って来たら、
フラっと…めまいを起こしかけて、土間で
とばらくヘタってました。

物を片付ける、なくなっていくのは、
ほんとに、気持ちがいいものです。

この掘っ立て小屋…これがあったせいで、
台風やら、爆弾低気圧で強風が吹き荒れるとき、
いつ、壊れてすっ飛んでいくんじゃないかって
ひやひやしていたんです。
憂いを一個、取り除けましたわ~。

テレビで、片付けられないとかで、
ゴミ屋敷とはいかなくても、床にペットボトルが
散乱している部屋を見ると、ゾッとします。
片付けられないんじゃないんじゃなくて、
捨てる気がないのだと思います。
こういう部屋は、片付けてもすぐに元の木阿弥に
なるそうですね。
一度、何もないスッキリとした部屋で過ごすと、
変わるものなんだけど…違うんですね。

さてさて、明日から畑に散らばっている小屋の
残骸を少しづつ、早めに片付けなきゃ。
だって、周りは、他所様の田んぼで、朝とか
お水の見回りなさっておられるのですもの。

畑に無残に壊れたあの光景を見たら、
なんて思われるか、ほほほほっ。

久しぶりに、スカっとしました。
いずれ、この実家もこのようにして、自分は、
この地を去る予定です。
だって、お馬さんの県に住みたいんですもの。
早朝から、農家さんの収穫のお手伝いをしたりして…。
だけど、お馬さんの県も「自治会」とかで
縛られるのかしら…。

故郷に愛着はないのかって?
災害がほぼない地域で、確かにいい環境ではあります…
しかし、土着が強いところには、居たくないのです。
あと、雪!!! 雪かきしたくないっ!!

…お馬さんの県も降るって聞いてますけど、
ここよりは、増しかも。
だって、一晩に腰まで積もるんですよ、マジで。

あぁ、時間差で腰が、アチコチ痛くなりそう…。

今夜は、早めに寝ちゃいます。

おやすみなさい、よい夢を…。

アン


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最終更新日 : 2020-04-18

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