泣いても笑っても

難病の父を介護しつつ、自治会の区長をやってます。

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2019-06-05 (Wed) 06:26

誰って…

目の前にいるでしょうに~。

おはようございます。

片付けをしていて、戸棚の奥に
紙の写真ファイルがあり、それを広げたら、

うわっ!! 自分の写真が二枚。
全部処分したと思ったのに、あるじゃん!!
それは、母の三回忌の時の写真(…だと思います)
お~、二十歳の自分ですわ、あぁ、初々しさが
あって、ピチピチっ。
えっと~、誰が撮影したんだっけ…。

いろいろと見ていて、そのうちの一枚に、
知らないおじさんが写ってまして…はて?
誰だ、このおじさん。

にこやかに笑っているけど…、母方の身内では
あるのだろうと思うのですが…う~ん、
わからない。

…で、父にもその写真を見せて、
この人は誰かと聞いたら、「知らん」という返事が…。
はい? だって、母の写真の前で笑ってるって
ことは、身内なんだよ、間違いなく。
自分も、全くと思い出せない…。

まっ、それなら、断捨離してもいいって
ことですわ~、母よ、ごめんね。
普段から、母を思い出しもしない「親不孝者」です。
三回忌は、もう遠い過去の事なのです。
一緒に写っているおじさんも、誰かわかんない
のですから…。

タイトルの「誰か」っていうのは、
この知らないおじさんじゃなくって…、
自分の事です。

父が真面目な顔をして

「このコは、誰だ」と自分が写ってる写真を見せるから…
「目の前にいるでしょうに」

思いっきり、眉間に皺を寄せて
はぁ~? って顔する父。

こっちが、そんな顔したいくらいだわよ。

自分も若い頃があったの!!
父に、母にも、全くと似てないでしょ。

さすがに引きました。
だってね、そこに写っているコが、
娘だと認識しないなんて。

やっぱり、そういう写真は、ぽいっと…。
だって、父には、わからないのですから。

自分の写真なんて要らないんです。
興味なし、どなたにも見られたくないし…。

いえ、自分でいうのもアレですが…
当時の自分って、どこか影があったかと思います。

どこかの女の子の
元フィアンセの叔母さんに、初めて挨拶に行った時、
未だに忘れもしない…その方が

「暗いコねぇ、あんなのがアンタの?
 明るい子がいいいわ~やめときなさい」

台所から、わざと聞こえるように
言われましたっけ。

居たたまれなくなって、そっと帰りました。
さぞ、礼儀がなってないと思われでしょう。

しかし、その彼は、ちゃんと庇ってくれましたよ。
今でも「絶縁状態」になってるんですよねぇ…。
言った方は忘れてるって…。
それに、相手は、今では70を過ぎられた高齢者、
アンタは、甥っ子でしょうに。
もっと優しくしてあげなきゃ…ね、なんて
言うものなら、未だに、絶対に許せない!って…
まっ、その方の念願かなって、「暗いコ」と
当時、結婚したわけじゃなし…。

今、そのコは、周りの高齢者の方に、
なぜか好かれておりまするよ。

これも懐かしい思い出です…って、
あっーーーっ、これ…
とごかの女の子の昔話ですよん。
朝から、なんつー話をしているんだか、
ほーほほほほ。

さて、今日は、畑に倒壊している残骸を
片付けなきゃ~。

お出かけなさる方、お気をつけて
いってらっしゃーい。

アン


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最終更新日 : 2020-04-18

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