これで、ゆっくりお茶をご馳走になれます…。
「お茶頂きますね。
美味しいアップルパイ、ありがとうございました」
「あんなの…本を見て、材料通りに作れば、
誰だって作れるわ~、それより…」
自分は、お菓子の本を見たって、出来ません。
だって、その本のお菓子の味なんて、
知らないもの。
「アンさんってほんと凄いのね、お母さん」
いや…
だから、どなたでも出来るんですってば。
本の通りに、型紙で切って縫えば…って、
あら、娘さんと同じ事思ってる。
「そうよ、一番わかってるのは、私よ。
アンちゃん、お代はいくらかしら」
「お母さんがそう言うんだから、
う~んと、ふっかけてね~」
あの~、元は娘さんが作るはずだったのでしょう。
娘さんが作られたなら、余計な経費が、
かからなかったのですよ。
「お言葉に甘えていいですか…
車の燃料満タンでいいです」
「えーーっ、ダメよ、そんな安すぎるってば、
樋口さん(ここは金額を言われてます)
ひとりも行かないはずよ」
「この子の言う通りよ、無理させたんですもの、
2着もお願いして…」
「既製品の子供服でも高いのに…」
少し間、揉み揉み…
結局、樋口さんひとりで落ち着きました。
良かった良かった。
「それでいいんです。
あっ、だったら、お子さんたちに新しい靴を
新調してあげ下さい
子供靴ってそんなに安くないかもしれませんが…」
そこにタイミングよく、お姉ちゃんが戻って来て…
「靴? 買ってくれるの?」
はい、お話が勝手に進みまして、明日、
みんなで、買いに行くことになったようです。
そこにおじいちゃん登場して
「アンちゃん、孫たちにありがとうな。
ほらほら、図書館に行くんだったろ~、
ゆっくりしていってな」
「ママ、これ着ていっていい?
「汚さないでね、まだ写真撮ってないんだから」
えっ、お家で着るんじゃなかったの、
ちょっと待ったーっ、前もそんな…ことあったなぁ。
せめて、近所にして~~っ。
だっーーーと行っちゃいましたけど…。
「お子さんは、汚すのが仕事ですよ。
それに、着られるのも今期限りでしょうから」
「そーなのよ、お姉ちゃんは無理。
せっかく作ってくれたのに…」
はい、ここから、まだお話は続くんです。
「布地が、5メートルもありましたけど、
子供のワンピース2着だけには、多すぎますよ」
「失敗したらと思って、多めに買ったの、
余った分で、何か作れそうなら貰ってね」
実は、残った分で、もう1着作ったんです。
1歳ぐらいのお子ちゃま服…
ネットで、お洋服の平均サイズを調べて、
作ったんですが…80か、90ってとこかな。
問題は、この末っ子ちゃんに合うかどうか…。
「あの、これを見てくれますか、
余った分で作ったのですけど、サイズは、
平均で合わせたのですが…」
おずおずとワンピースを出してみる…。
「えっ、これ…」
「サイズは、80サイズに合わせたのですけど、
大丈夫でしょうか?
自分、子供がいないから、わからないんですけど…」
「あ~、こんなに可愛いのに、
来年着せられないなんて~~もったいない~」
あの…もしもし…聞いてるとこ、違うんですけど?
「アンちゃん、大丈夫よ。
80サイズで…、見ただけで判断出来るなんて…」
「一歳とお聞きしましたから…」
「ありがとう~っ、アンさん。
お母さん、もっとあげてよ、さっきのじゃ少ないわ」
「そうね」
あっ、要りませんから…ほんとに。
いい経験をさせてもらいました。
パート3に続きます…
あぁ、長々とすみませんっすみませんっ。
アン

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「お茶頂きますね。
美味しいアップルパイ、ありがとうございました」
「あんなの…本を見て、材料通りに作れば、
誰だって作れるわ~、それより…」
自分は、お菓子の本を見たって、出来ません。
だって、その本のお菓子の味なんて、
知らないもの。
「アンさんってほんと凄いのね、お母さん」
いや…
だから、どなたでも出来るんですってば。
本の通りに、型紙で切って縫えば…って、
あら、娘さんと同じ事思ってる。
「そうよ、一番わかってるのは、私よ。
アンちゃん、お代はいくらかしら」
「お母さんがそう言うんだから、
う~んと、ふっかけてね~」
あの~、元は娘さんが作るはずだったのでしょう。
娘さんが作られたなら、余計な経費が、
かからなかったのですよ。
「お言葉に甘えていいですか…
車の燃料満タンでいいです」
「えーーっ、ダメよ、そんな安すぎるってば、
樋口さん(ここは金額を言われてます)
ひとりも行かないはずよ」
「この子の言う通りよ、無理させたんですもの、
2着もお願いして…」
「既製品の子供服でも高いのに…」
少し間、揉み揉み…
結局、樋口さんひとりで落ち着きました。
良かった良かった。
「それでいいんです。
あっ、だったら、お子さんたちに新しい靴を
新調してあげ下さい
子供靴ってそんなに安くないかもしれませんが…」
そこにタイミングよく、お姉ちゃんが戻って来て…
「靴? 買ってくれるの?」
はい、お話が勝手に進みまして、明日、
みんなで、買いに行くことになったようです。
そこにおじいちゃん登場して
「アンちゃん、孫たちにありがとうな。
ほらほら、図書館に行くんだったろ~、
ゆっくりしていってな」
「ママ、これ着ていっていい?
「汚さないでね、まだ写真撮ってないんだから」
えっ、お家で着るんじゃなかったの、
ちょっと待ったーっ、前もそんな…ことあったなぁ。
せめて、近所にして~~っ。
だっーーーと行っちゃいましたけど…。
「お子さんは、汚すのが仕事ですよ。
それに、着られるのも今期限りでしょうから」
「そーなのよ、お姉ちゃんは無理。
せっかく作ってくれたのに…」
はい、ここから、まだお話は続くんです。
「布地が、5メートルもありましたけど、
子供のワンピース2着だけには、多すぎますよ」
「失敗したらと思って、多めに買ったの、
余った分で、何か作れそうなら貰ってね」
実は、残った分で、もう1着作ったんです。
1歳ぐらいのお子ちゃま服…
ネットで、お洋服の平均サイズを調べて、
作ったんですが…80か、90ってとこかな。
問題は、この末っ子ちゃんに合うかどうか…。
「あの、これを見てくれますか、
余った分で作ったのですけど、サイズは、
平均で合わせたのですが…」
おずおずとワンピースを出してみる…。
「えっ、これ…」
「サイズは、80サイズに合わせたのですけど、
大丈夫でしょうか?
自分、子供がいないから、わからないんですけど…」
「あ~、こんなに可愛いのに、
来年着せられないなんて~~もったいない~」
あの…もしもし…聞いてるとこ、違うんですけど?
「アンちゃん、大丈夫よ。
80サイズで…、見ただけで判断出来るなんて…」
「一歳とお聞きしましたから…」
「ありがとう~っ、アンさん。
お母さん、もっとあげてよ、さっきのじゃ少ないわ」
「そうね」
あっ、要りませんから…ほんとに。
いい経験をさせてもらいました。
パート3に続きます…
あぁ、長々とすみませんっすみませんっ。
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最終更新日 : 2020-04-18