泣いても笑っても

難病の父を介護しつつ、自治会の区長をやってます。

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2019-08-26 (Mon) 20:56

落ち着いてと

宥めるも、パニックを起こして、
つまんないことを口走る父。

「それだけ、口がきけるなら十分」

身体が動かないといっては、大騒ぎ。

違うんですよ、ずっと同じ姿勢で寝ていて、
身体が強張っていて、すぐに、次の動作に
移れないだけ。

恐怖に青ざめる父の顔を何度見たことか…、
このまま動けず、目覚められないかもと…。

こればっかりは、自分はどうも出来ないし、
もし、自分の命のろうそくが移し替えが
出来るのだったら、いつでもあげるから、
どうぞ長生きして下さいな。

どうせ、自分がいなくなっても

「世話するものが居ない」
「都合のいい財布がいなくなった」

所詮、この程度でしょうから。

父の世話をとても、身内でもさせられないし、
したくないでしょうから、何が何でも
踏ん張ってやりますけどね。
何、このギャップって感じ。
あっ、別にいいんです。
自分がどう思われてても…。

お昼ごはんの新米が、おいしかったのになぁ。
一日中、穏やかに過ごせる日はないんかいっ!って
感じで、まっ、これもあるあるなのかな。

なんだろ、近頃、パニック度が
強くなっている気がします。
自分は、そんな父にもう慣れているから、
なんてことないし、どうもないんですけど、
ただ、この姿を一度も見たことがない
他人の身内は、パニクるんじゃないかなと…、
救急車騒ぎですね、きっと。
この程度で驚いてたら、介護なんて務まらない。

自分が言わなくとも、介護って「メンタル」が
タフにならないと、さらにキツい気がします。

さてさて、父も休んだことですし、
やっと眠れます。

あぁ、お風呂にざぶっと浸かりたい…、
もうシャワーばっかりですから。

おやすみなさい、よい夢を…。

アン


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最終更新日 : 2020-04-18

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