泣いても笑っても

難病の父を介護しつつ、自治会の区長をやってます。

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2019-12-17 (Tue) 06:19

うん、生きてる…

カラカラって聞こえてくるよ!!

おはようございます。

友人からの朝イチメールがこれ。

回し車の音で生存を確認している模様。
新鮮だろうなぁ、聞いたことがないから、
まっ、その音が出てるってことは、
大丈夫そうだね。
…だけど、大丈夫じゃないのが、友人。
気が気じゃないみたいです、うふふふ。

それは、置いといて…
さっき、父が着替え中、またもやパニック
みたいになり、「腕が上がらなくなった」
「もうだめだ…」
それだけ、口が聞ければ大丈夫だわよと
口には出しませんでしたけど、
よ~く見たら、なんてことはない、
襟ぐりに腕を突っ込んでいたら、
そりゃ、自分も上がらないわ。

腕を抜いて、ここに通して…とやっと
着替えも終わり、なんだか落ち込んでいる模様、

「こんなことも出来なくなった」

今更~? 気が付くの遅っ。
それに、そこじゃないでしょうに。

やれやれ…、まぁ、思った通りに
身体を動かせないことが、相当、もどかしい、
歯がゆいのだと…それは、わかるんだけど、
「息しているでしょうに」
それ以上、何があるって言うんだか。

まだ動かせるところがあるのに、
やれ面倒くさいからって、動かしもせず、
相変わらず、口だけは、もしゃもしゃと…
それだけ食えれば、何がもうダメたって? 
誰も信じないってば。

起きたかと思ったら、いきなり…
おせんべいに手を伸ばし、ぽりぽりぽり。
次に、ウィダーゼリーをじゅるるるる~、
留めにチョコレート…ですもん。

それを、父の手が届く場所に置いておく
自分も悪いのでしょうけど…。

あっ、そうそう、お菓子が入っているカゴを
遠ざけると、それを取ろうとして
頑張って、手やら腕やら、
さらには、身体をぐぐぐーっと伸ばすし…
それを見た自分…、もうおっかしくって。

だけど、これは、あくまでも自分が
父の傍にいる時だけです。
ベッドから落ちられでもしたら、
大変ですから。

それにですよ、お菓子の包みを
器用に開けていらっしゃってますけど?、
何が出来ないですって?
食べたいと思ったら、動くものです。
何と言っても、食い物への執着があれば、
まだまだ大丈夫ですわよ。

留めに…
「足りんぞ」と空っぽのカゴを投げてくるから、
フリスビー投げられたワンちゃんのように
キャッチしていますわよ。
どうだ~…って、投げちゃだめでしょう。

昔、自分が投げちゃいけないものを投げた時、
まぁ、怒ったでしょうに!!
それを言おうものなら、「親はいいんだ!!」
訳が分からない事言うし…。
「お歳暮を買え」と言ったのと同レベル並み。

さてさて、今日は朝から洗濯~。
ウタマロちゃん片手に、ゴシゴシですわ。

お出かけなさる方、気を付けて
いってらっしゃーいっ。

アン


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最終更新日 : 2020-04-18

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