泣いても笑っても

難病の父を介護しつつ、自治会の区長をやってます。

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2020-04-27 (Mon) 22:08

役に立てるなら

いいのに…と、思ってしまいました。

こんばんは。

父のパジャマを縫っていて、自分の役にも立たない無駄な技術、
本格的にもう一度、基礎からやり直したら、まだ間に合うかなとか
需要はあるかなぁ…とか、いろいろと考えてしまいました。

作らなければ、どんどん技術は落ちていくばかり。
以前なら、プラウスなんて半日もあれば作っていたのに、
父のパジャマに、2日もかかっている現状って、どうなの~~。

健常者の方には、綿の布地で作ったパジャマにサッと着替えられますが、
父のように、身体が不自由だと「伸びない布地」は、着るだけでもほんと
大変で、何倍もの「労力」を使ってしまって、途中で疲れて、
父が「他のにしろ」と怒っちゃうくらいで…。

それで、脇の下にもっと余裕があれば、楽に着替えられるのがわかり、
ドルマンスリーブのようにして…わかりますかね…パっとイメージが浮かぶのは、
「モモンガが手足を広げた」感じ? って、ますますわかんないですね。
脇の下を余裕をもって作ると、たとえ伸びない布地のパジャマでも、
腕が上がらなくてもスっと袖に手を通せます。

身体が不自由になると、着替えひとつ、出来ていたことが出来なくなったと
落ち込むか、怒り出すか…ですもん。
すぐに諦めちゃうんですよね、これが…父もそれ。
難病が徐々に進行しているのか、身体が硬くなって来ていて、腕も上がらずで、
今では、着替えも手伝うというか、着せ替え人形ですよ。

父を傍で見ていて、おうちで、ベッドで過ごすにも、着るものだけでも、
工夫できないものかと試案中なんです。

基本の技術だけは、まだ残っているかとは思うのですけど、これも毎日、
縫っていた頃より腕がハッキリ言って落ちています。
たまに、これってどう縫うんだっけ? え~っとって、こんなものです。

何かをつくるのには、「集中力」が必須で、何かやっているときに、
父に呼び出しを受けたり、電話がかかってきたりすると、そこで途切れてしまい、
ミシンの前に座ることなく、その日が終わっちゃうことなんてしょっちゅう。

友人だけは、いつも自分が作る服を「ベタ褒め」してくれて、しかも、当時、
自分の作った服を着てくれて、知り合いに聞かれたら
「テーラーの一品ものだから」とか、言いふらして下さいまして、恥ずかしいったら。
あのさ、…それ、室内着って言ったでしょうに、誰が外へ着ていいなんて言ってない!
言わなきゃわかんないって~、いや、そうだけど。
このことがあって、友人からオーダーされても、作ってあげなかったですね。

何か作って行かなきゃ、忘れちゃう…腕も落ちるし…。
…で、パジャマは出来たのかって? はい、上だけ…明日は、スボンです。

パジャマのズボンだけ、よく汚すので、スペアをわらわらっと。
高齢者の肌が弱くなっているので、皮膚がスレて、不愉快になるような布地は、
避けた方がいいです、
それと、股間が余裕あった方がいいですね。

今夜は、眠れるかしら…。
結局、夕べ…丑三つ時に「アイスクリーム」食べて、さらに「ポテチ」を食べて~と
はい、もうもうもうもう「肥満一直線」でございます。

夜はやっぱり寝なきゃ…って、寝たいです~、寝ちゃうんだから~。

おやすみなさい、よい夢を…。

アン

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最終更新日 : 2020-04-30

すごく良いのでは * by 万里
うーん、お金になればすごく良い!んだけど。
介護家庭喜ぶ、アンさん収入になる。双方ウィンウィンだよ!

手作りマスクもそうですが、出来ない人は多いんですよ。
以前書いたと思いますが、実父の膝の手術後、通院に履いていくズボン(古い(笑))を、近所の元テーラーさんに、ズボンのまま膝まで診てもらえるよう、何本も長いファスナー付けてもらいました、一本2000円で良いと言われ恐縮。
外出、パジャマ等着るものの工夫って結構介護者はストレスなんですよね。本人も自分で着れたりすれば嬉しいけど、介護衣類高いし(涙)。自分でボタンをマジックテープにしたりしてましたがいかんせん素人仕事(汚い粗い)(笑)。
たしかネットで、介護衣類のリメイク請けてる方いたなあ。(ご自分の体験かららしいです)

アンさんの技術もったいないですよー
即とは言いませんが、まだまだ老人や要介護者は増えるでしょう。将来仕事に出来るかもしれませんよ。腕は大事に磨いておいてね(笑)。

パジャマ * by クン
はじめてコメントさせて頂きます。眠れない夜もなんのそのの早起きで毎日を送っておられる姿にいつも感服しております。私、眠れない夜が二日続くだけで脳が機能しなくなります(-_-;)

強い半身麻痺がある高齢の親を介護しております。まさに本人ができるだけ楽に着脱でき、そして快適に眠れるパジャマを探しております!WACOALのらくラクパートナーが試した中では一番よかったです。しかし肩まわりについては、ひとたび横になったら自身でつってる部分を直すことが難しいため、改善点は多々あると思います。WACOALのこのブランドの対象はあくまで普通の高齢者なので、麻痺があり自身で寝ながら着衣を快適に正せない高齢者までは視野に入れてないように思います。

一年ほど前に、麻痺のある高齢者用の服やパジャマをネットで探しましたが、うまくヒットしませんでした。

この分野でのご活動を検討頂くのは、大変ありがたいです。

私もそう思いました * by みね
はじめまして。
60代、男性です。
母親が1週間前に骨折してしまい入院させてもらえないので世話をしています。
そんな中、たまたまこのサイトを拝見して、直観!!、着させるのが楽になるパジャマ(衣類)需要があると思いました。
参考までに。

p.s.世話でイライラしてつい怒鳴りつけたりして後で自己嫌悪になる毎日です。^^;
  私もアンさんを見習わなくては、と思わされました。

灯台下暗しかも * by アン
万里さん

テーラーって言ったって、何もお洒落な洋服を縫うことばかりが、
仕事ではないと思い始めました。
素敵なお洋服を縫って、喜んで頂けたなら、テーラーだったら、
それはそれは冥利に尽きるかと存じますが、なんせ自分は、
「はぐれのもぐりお針子」です。
だけど、個人でしてあげられることがあるんじゃないかって、
ここにきて、ようやく「何か見えてきた気」がするのです。

身体が不自由だと、1日中ベッドで過ごされる方も多いのに、
要介護側、介護側の両方にとって「快適で機能的」なパジャマや
寝巻があったらと…既製品は、こちらが身体を合わせているから、
どうしても、窮屈だったりと、快適じゃないものも多く、それに
「高い」気がします。
(介護とつくと、特別でもなんでもないパジャマも高い)

灯台下暗しです。
父の介護を始めて10年以上になろうかというのに、なぜに
そこに気が付かなかったのかと…介護を始めた頃は、そんな余裕は
なかったですけど。
でも、今、他所様の介護ブログをいろいろとお散歩させて頂いて、
着替えひとつ、すんなりいかないことも多いと見聞きしまして、
それで、「介護用品でのパジャマ、寝巻、室内着」を探しておられる方も
いらっしゃるという事も知りました。

既製品で、それらがあったとしても、身体を合わせなければならないですが、
テーラーだったら、その方の身体に合わせてあげられる強みがあります。
人のお身体、状態は、それぞれですし…。

うふふ、「全国行脚」の仕事に出来そうです、なぁ~んて。
こんな自分でもお役に立てることが出来ると思ったら、なんか元気が
わいてきました。

万里さんは、いつも「背中をぐいぐいっ」と押して下さって、
やっと、自分の道を見つけて、歩き出せそうな気がします。
はい、しっかりと「腕」を磨きをかけておきます。
そのうち、こちらでも「ご紹介」が出来て、いつの日か「ご指名」を
頂けたなら、この時、「介護テーラー」と名乗らせて頂きます。

いらっしゃいませ~ * by アン
クンさん

初めまして…お声を掛けて下さり、ありがとうございます。

夜は、出来るだけ、しっかりとお休みくださいね。
起きていると、何と言っても「夜食」と託けて、食べちゃいますから~。
(…って言っている側からですね、食べてたりして…)

在宅介護、お疲れ様です。
親御さんのお着替えひとつも大変かと存じます。
うちの父「着せ替え人形」状態ですが、着替えで少しは、ストレッチに
なるかとやってもらうのですが…、労力を何倍も使って、それが
ストレスになってしまうこともありで、すんなりいかない、
それで、何がいけないのか…「着るもの」です。
これ、ひとつ解消されたなら、すんなり出来ると言うことで、
自らやってくれるかもと…あと、ベッドで過ごす時間も長ければ、
快適に過ごさせてあげたいですね。

着るものに関して介護用と言っても、「?」って思うことがあります。
これ、ほんとに、試してたのかと…。
健常者の自分でも、「着ずらい」ものもありで…。

クンさんの仰られる肩まわりなどですが、余裕があったら、
つることなく、ラクなんですよ。

寝ながらの着衣の脱着に関しては、病院での入院用パジャマが
一番近いかもしれません。

御意見をありがとうございます、とても参考になります。
こういうことも「視野」に入れて、考えてみたいと思います。
なんたって、試作品を父で試すことが出来ますし…。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
ツッコミどころが満載のブログではありますが、またお話をして
頂けたなら幸いです。

ありがとうございます。 * by アン
みねさん

お母様が骨折をなさり、みねさんもお母様もさぞ大変な
思いをなさっておられるかと存じます。

骨折をすると、身体の可動域がさらに不自由になられ、
御着替え一つするのにも難儀なさっておられることかと…。
長い間、父を介護してきているので、お察しいたします。

大半をベッドでお過ごしていらして、やはり「着るもの」は、
大切ですよね、それを着させる介護する側も…
どちらもストレスフリーでありたいものです。

御意見をお伺いできることが出来まして、大変有難いです。
在宅でいると、どうしても視野が狭くなり、ひとりよがりに
なりがちですから。
これからも、前向きに検討したいと考えています。

苛々したり…というのは、介護あるあるで、どなたにも有ります。
要介護者も介護者も「感情があるいきもの」ですから。
自分も、しょっちゅう~って、ここでまき散らしていますけど。
いけませんです~こんな自分なんかを見習っては…。
父が何をしたとしても、やらかしても、淡々と対処しているだけですから。

みねさんも気負わずに、そして何より御身大切になさってください。

たまたまでも、全然構いませんので、またふらりとお散歩の途中で、
お寄り頂けたなら、幸いです。

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すごく良いのでは

うーん、お金になればすごく良い!んだけど。
介護家庭喜ぶ、アンさん収入になる。双方ウィンウィンだよ!

手作りマスクもそうですが、出来ない人は多いんですよ。
以前書いたと思いますが、実父の膝の手術後、通院に履いていくズボン(古い(笑))を、近所の元テーラーさんに、ズボンのまま膝まで診てもらえるよう、何本も長いファスナー付けてもらいました、一本2000円で良いと言われ恐縮。
外出、パジャマ等着るものの工夫って結構介護者はストレスなんですよね。本人も自分で着れたりすれば嬉しいけど、介護衣類高いし(涙)。自分でボタンをマジックテープにしたりしてましたがいかんせん素人仕事(汚い粗い)(笑)。
たしかネットで、介護衣類のリメイク請けてる方いたなあ。(ご自分の体験かららしいです)

アンさんの技術もったいないですよー
即とは言いませんが、まだまだ老人や要介護者は増えるでしょう。将来仕事に出来るかもしれませんよ。腕は大事に磨いておいてね(笑)。
2020-04-28-10:31 万里 [ 返信 * 編集 ]

パジャマ

はじめてコメントさせて頂きます。眠れない夜もなんのそのの早起きで毎日を送っておられる姿にいつも感服しております。私、眠れない夜が二日続くだけで脳が機能しなくなります(-_-;)

強い半身麻痺がある高齢の親を介護しております。まさに本人ができるだけ楽に着脱でき、そして快適に眠れるパジャマを探しております!WACOALのらくラクパートナーが試した中では一番よかったです。しかし肩まわりについては、ひとたび横になったら自身でつってる部分を直すことが難しいため、改善点は多々あると思います。WACOALのこのブランドの対象はあくまで普通の高齢者なので、麻痺があり自身で寝ながら着衣を快適に正せない高齢者までは視野に入れてないように思います。

一年ほど前に、麻痺のある高齢者用の服やパジャマをネットで探しましたが、うまくヒットしませんでした。

この分野でのご活動を検討頂くのは、大変ありがたいです。
2020-04-28-21:32 クン [ 返信 * 編集 ]

私もそう思いました

はじめまして。
60代、男性です。
母親が1週間前に骨折してしまい入院させてもらえないので世話をしています。
そんな中、たまたまこのサイトを拝見して、直観!!、着させるのが楽になるパジャマ(衣類)需要があると思いました。
参考までに。

p.s.世話でイライラしてつい怒鳴りつけたりして後で自己嫌悪になる毎日です。^^;
  私もアンさんを見習わなくては、と思わされました。
2020-04-29-21:46 みね [ 返信 * 編集 ]

灯台下暗しかも

万里さん

テーラーって言ったって、何もお洒落な洋服を縫うことばかりが、
仕事ではないと思い始めました。
素敵なお洋服を縫って、喜んで頂けたなら、テーラーだったら、
それはそれは冥利に尽きるかと存じますが、なんせ自分は、
「はぐれのもぐりお針子」です。
だけど、個人でしてあげられることがあるんじゃないかって、
ここにきて、ようやく「何か見えてきた気」がするのです。

身体が不自由だと、1日中ベッドで過ごされる方も多いのに、
要介護側、介護側の両方にとって「快適で機能的」なパジャマや
寝巻があったらと…既製品は、こちらが身体を合わせているから、
どうしても、窮屈だったりと、快適じゃないものも多く、それに
「高い」気がします。
(介護とつくと、特別でもなんでもないパジャマも高い)

灯台下暗しです。
父の介護を始めて10年以上になろうかというのに、なぜに
そこに気が付かなかったのかと…介護を始めた頃は、そんな余裕は
なかったですけど。
でも、今、他所様の介護ブログをいろいろとお散歩させて頂いて、
着替えひとつ、すんなりいかないことも多いと見聞きしまして、
それで、「介護用品でのパジャマ、寝巻、室内着」を探しておられる方も
いらっしゃるという事も知りました。

既製品で、それらがあったとしても、身体を合わせなければならないですが、
テーラーだったら、その方の身体に合わせてあげられる強みがあります。
人のお身体、状態は、それぞれですし…。

うふふ、「全国行脚」の仕事に出来そうです、なぁ~んて。
こんな自分でもお役に立てることが出来ると思ったら、なんか元気が
わいてきました。

万里さんは、いつも「背中をぐいぐいっ」と押して下さって、
やっと、自分の道を見つけて、歩き出せそうな気がします。
はい、しっかりと「腕」を磨きをかけておきます。
そのうち、こちらでも「ご紹介」が出来て、いつの日か「ご指名」を
頂けたなら、この時、「介護テーラー」と名乗らせて頂きます。
2020-04-30-00:08 アン [ 返信 * 編集 ]

いらっしゃいませ~

クンさん

初めまして…お声を掛けて下さり、ありがとうございます。

夜は、出来るだけ、しっかりとお休みくださいね。
起きていると、何と言っても「夜食」と託けて、食べちゃいますから~。
(…って言っている側からですね、食べてたりして…)

在宅介護、お疲れ様です。
親御さんのお着替えひとつも大変かと存じます。
うちの父「着せ替え人形」状態ですが、着替えで少しは、ストレッチに
なるかとやってもらうのですが…、労力を何倍も使って、それが
ストレスになってしまうこともありで、すんなりいかない、
それで、何がいけないのか…「着るもの」です。
これ、ひとつ解消されたなら、すんなり出来ると言うことで、
自らやってくれるかもと…あと、ベッドで過ごす時間も長ければ、
快適に過ごさせてあげたいですね。

着るものに関して介護用と言っても、「?」って思うことがあります。
これ、ほんとに、試してたのかと…。
健常者の自分でも、「着ずらい」ものもありで…。

クンさんの仰られる肩まわりなどですが、余裕があったら、
つることなく、ラクなんですよ。

寝ながらの着衣の脱着に関しては、病院での入院用パジャマが
一番近いかもしれません。

御意見をありがとうございます、とても参考になります。
こういうことも「視野」に入れて、考えてみたいと思います。
なんたって、試作品を父で試すことが出来ますし…。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
ツッコミどころが満載のブログではありますが、またお話をして
頂けたなら幸いです。
2020-04-30-00:10 アン [ 返信 * 編集 ]

ありがとうございます。

みねさん

お母様が骨折をなさり、みねさんもお母様もさぞ大変な
思いをなさっておられるかと存じます。

骨折をすると、身体の可動域がさらに不自由になられ、
御着替え一つするのにも難儀なさっておられることかと…。
長い間、父を介護してきているので、お察しいたします。

大半をベッドでお過ごしていらして、やはり「着るもの」は、
大切ですよね、それを着させる介護する側も…
どちらもストレスフリーでありたいものです。

御意見をお伺いできることが出来まして、大変有難いです。
在宅でいると、どうしても視野が狭くなり、ひとりよがりに
なりがちですから。
これからも、前向きに検討したいと考えています。

苛々したり…というのは、介護あるあるで、どなたにも有ります。
要介護者も介護者も「感情があるいきもの」ですから。
自分も、しょっちゅう~って、ここでまき散らしていますけど。
いけませんです~こんな自分なんかを見習っては…。
父が何をしたとしても、やらかしても、淡々と対処しているだけですから。

みねさんも気負わずに、そして何より御身大切になさってください。

たまたまでも、全然構いませんので、またふらりとお散歩の途中で、
お寄り頂けたなら、幸いです。
2020-04-30-00:10 アン [ 返信 * 編集 ]