泣いても笑っても

詐欺じゃなくって、８８歳と８６歳の兄弟の会話。

こんばんは。

朝から１日中、動きっぱなしで、もうしんどいです。
何かしようとすると、父からのコールはあるわ、
ぴんぽーんと正月から、宅急便は来るわ、
電話がなるわ…と、ちっとも座れないし、落ち着かない。

やれやれ、やっと座れると思って、おコタに足を
突っ込んだら、父が粗相して、全部綺麗にしたら、
２時間も経たないうちに、また汚すし…、おまえのせいだ!
とか言うけど、同じものを食べていて、自分は全くの平気。

原因は、ココアの飲みすぎ(１０杯)＋角砂糖をぼりぼりと
食べていて、糖質の取り過ぎなんだって。
それを忘れて、またココアを飲もうとするから、取り上げて、
「うめぼしとほうじ茶」を飲んでもらいました。
下痢を起こしているときは、脱水症状が心配ですから、
こういう時は、ホットのポカリスエットを少しづつ、
飲ませるのがいいんです。
さらに、ひどい時は、「経口補水」です。
いきなり冷たい物を飲ませるのは、逆効果で、ゼリータイプが
いいですよ。

午後から、ずっと洗濯していて、もうパジャマをどれだけ
汚してくれたか、１日で６枚ですよ?　そらにシーツの類も
全部です…洗剤をひと箱使い切りましたわ。

今夜も「おかゆ」で終わりです。
こういう時は、おなかと腸を整えるのに、おもゆがいいのです。
お腹を休めましょう。

朝から、ココアを飲むわ、チョコだの、飴だの、ポッキーだの、
ひっきりなしで、口を動かしているなぁと、気にしていたのですが、
案の定です。
…で、自分のせいする父。
あのね、１日中、ベッドにいるわけで、「消費」されてないのに、
上から詰め込むから、こういうことになるんだって。
自分は、もの凄くカロリー消費しまくり。
ガッツリと食べたいので、父が休んだら、焼きそばとほかほかご飯。
これでも、足りないったら…。
父よ、今夜は、我慢して。
明日は、おにぎりをしてあげるし、お味噌汁は、レタスです。

昼過ぎに電話があって、自分がまず叔父さんとお話して、
父に取次…電話の音量が大きいので、よく聞こえる。

「おれだよ、おれ」(おじさん)
「誰だ、おれって…」(父)

父に、ぼそっと…おじさんだってば。

「おー、元気だったか? 」
「兄貴は?　どうだ?」

しばし会話が続く…

「おれ、身体障害者になってしまって…なんたら…」
「そうか～、兄貴もか…」

また、しばし会話が続く、父は、とっても嬉しそうです。
父の兄弟は、とうとう、父と２つ違いの弟さんだけです。

弟さん・叔父さんは、いつも自分にも気を使ってくれて

「アンちゃん、お父さんを頼むなぁ、いろいろと
　あるかもしれんけど」
「大丈夫ですよ～お任せください」

元気よくお返事したけれど、もう限界だったんですが、
心配はさせたくないですから。

おじさんに、父の近況を手紙に書いて、明日出そうと
していたのですけど、電話をありがとうございますと
追伸で書かくつもりです。
昔から、父の兄弟に手紙を書くのは、弟の叔父さんだけ。
自分も唯一、好きな叔父さんです。

兄弟でも、年を重ねると「声」も変わって、相手が
すぐには理解出来ない事が判明。
だから、「詐欺」に巻き込まれるのだと…理解出来ます。

今年もですが、相変わらず「詐欺」が横行しているので、
電話機だけでも、新しいものに替えて、詐欺防止を
なさってください。

今夜は、父が寝る前に「雪かき」をしに、外行かなくても
いい感じです、やっと…やっと、雪が少しだけ納まってくれました。
明日もこうだといいのに。
しかし、゜今週の天気予報…ずっと「雪だるま」しかない。
もう、やだっ、休憩させて～です。

今夜は、眠れそうかと聞かれるとですね、無理です。
昼間に出来なかったことをしなきゃならなくて、
さらに、洗濯しないと、父の着替えがなくなくっちゃいますから。
いつになったら、眠れるんだか…、寝たら寝たで、
ロクな夢が見ないったら…。

父が休んだら、また洗濯します。

おやすみなさい、よい夢を…。

アン


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