泣いても笑っても

難病の父を介護しつつ、自治会の区長をやってます。

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2021-08-13 (Fri) 07:11

香典袋は

買い置きをしておくのは、良くないそうで…。

おはようございます。

高齢の方からは、嫌厭されますが、
しかし、結婚式とは違い、いつ、必要になるか
わかりませんので、自分は、いつもストックしています。

えぇ~? って思われたかもしれません。
近くにコンビニなどがあり、すぐに香典袋を買える環境なら
自分も買い置きなんてことはしません。
でも、田舎になるほど、近くで買えないとなったら、
わざわざ遠方まで、それを買いにいかなくてはならず、
さらに、車を所有しているならまだしも、足が公共機関と
なったら、半日はかかってしまい、香典袋ひとつに大変です。

買い置きを嫌うのはわかりますが、そのくせ、
「すぐに香典の用意を…」と思われるのも、高齢の方だったりして…。

田舎の朝は早いわけで、おひとり暮らしの高齢の方から
電話がなり…

「アンちゃん、すまんが、香典袋、持ってないかね?」

はい、来ました来ました…。
半年前もそうだったので、買い置きは万全です。

「はい、ありますよ、封を切っていないものがありますから、
 今からお届けに行きますね」

土砂降りの中…行ってきました。
お駄賃と香典袋を含め、ワンコインを出されましたが、
手を出さず…

「香典袋の代金、税込みで110円だけ頂きます」
「だめだよ、こんな雨の中来てもらって…」
「1円でも大切にしないと…このご時世、何かあるかわかりません」
「本当にいいのかい? すまないな」

しっかり110円頂きました…が、香典袋に、名前を書いてほしいと
頼まれ…無理ですっ、もう自他共に認めるくらい字が綺麗じゃない。
お気持ちを込めて、御自身でお願いします…とお伝え~。

帰宅して、お茶を飲んでいたら、今度は、近所のおばぁちゃまから電話。
「アンちゃん、悪いんだけど…」
「香典袋ですか? ありますよ」
「それでね、悪いのだけど、名前も書いてくれるかい…」
「綺麗じゃないですけど…いいですか?」
「何、言っているの、いつも書類とかさらさらと書いているでしょう」

…いや、書けますけど…綺麗じゃないって話なんですってば。

なんで、こちらのおばぁちゃんには、協力したのかと言いますと、
右手が少し不自由をなさっておられるので、書かせていただきました。
筆ペンって、少しごまかしがきくようです…。
でも、こちらの御主人の名前の漢字が…む、難しいったらないのです、
うぅぅぅ、苦戦しました。

香典袋は、こういう時のことを考えて、同じ袋は揃えてはおきません。
今日の時点で、5袋はストックしてあり、そのうち3袋を使用したので、
また購入してこねば…。
香典袋を購入するのは、いくつかの100均一店舗をめぐり、
全部違うものを購入して、ストックしておきます。
このストック方式のおかげで、本当、助かっています。
香典袋の為だけに、時間も燃費も使いたくないですから。

さてさて、うちのも用意せねば…うちの父も字は書かなくなって
久しいので、何を書くのもすべて自分です…。
こういう時、ほんと、字が綺麗ならと思うんですよ…ねぇ。

今日も朝から土砂降り…。
あと、数時間したら、香典を持って、そのお宅へ行って…
あっ、近所のおばぁちゃんにも声をかけなきゃ…。
こういう時は、一緒に行くのが、相手にご負担をかけなくって
済みますから。

…お悔やみの言葉が苦手です…というか、挨拶が無理…。
「この度はご愁傷様です」
このご愁傷様という言葉が自分にとって、違う意味でしか聞こえない…
昔、嫌味っぽい言い方されたことがあって…。

「この度は誠にご愁傷様です、心より謹んでお悔やみ申し上げます」

…お悔やみ申し上げます…これだけじゃだめなのかなぁ…。

雨が降り続いていますので、大雨、土砂災害にお気を付けください。
お出かけなさる方、気を付けていってらっしゃいませ~。

アン

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最終更新日 : 2021-08-13

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