お手玉しながら、剥き剥きっ。
こんにちは。
午前中、ちょっとお散歩をしていて、知り合いのおばあさんの
おうちにて、なりゆきで「栗拾い」のお手伝いをしてきました。
(これが、お手伝いというのかって感じでしたけど)
途中、畑仕事をなさっていたおばぁちゃんの姿が見え、
「おはようございます~、おじいちゃん、いかがお過ごしですか?」
「おはようさん、じーさんねぇ、腰を痛めてね、休んでるわ」
「あら、大変ですね、お大事になさって下さい」
「アンちゃん、時間あるかい?
あのな、ちょっと手伝ってほしいことがあるのだけど…」
「自分に出来ますか? それ?」
「山手側の庭にある栗拾いなんだけど…じーさんがあれじゃ…」
「おっきな栗の木がありましたねぇ、そういえば…
いいですよ~、喜んで」
お宅にお邪魔したら、おじいさんが縁側に座っておられ
「お、アンちゃん、久しぶりだな」
「腰、痛めたんですって、お大事にね~」
「でも、どうした、急に…」
「栗拾いのお手伝いに来たんですよ、暇だったんで~」
「ばーさんが頼んだんだな、すまんな…」
後ろから、声がして
「アンちゃん~これ持って~」
「はぁ~い、ゆっくり休んていてね」
おっきな竹籠をもって、トングみたいな挟むやつをもって、
さぁ、栗拾いだ~うおっ、落ちてる落ちてる~~。
そういえば、2、3日前…すっごい風吹いてたからなぁ。
無心になって拾っていました。
一時間ほどで、カゴの中に、つるつるぴかぴかの栗がたくさんっ。
栗はいいんだけど、残された「いがいが」の後始末があり、
竹の熊手で、せっせとかき集めたら、すっごい山盛り。
こりゃ大変ですわ、自分も腰が痛いったら。
「アンちゃん、お疲れ様…さっ、休んで行って~」
おばあさんが、お釜を持ってこられて、栗に包丁で少しだけ
傷をつけて、ぽいぽいっとその中へ…そして、分厚い蓋を被せて、
おじいさんお手製らしいかまどに乗っけて、少し経つと、
お釜の中で栗が動く音が…中にひときわ、おっきな音がなり、
びっくりました。
「穴開けてなかったかな~」
この時に、栗が出て来た昔話、なんかあったような気が…
なんだっけ~と考えてたら、出来立ての焼き栗が出てきました。
「たくさん食べてね~」
「遠慮なくいただきます~、あっちち」
「やけどに気を付けてな」
熱いのでお手玉しながら、パキパキになった鬼皮を剥いたら、
中から黄色いほっこりした実が~少し焦げているところも御愛嬌。
うわ~おっきい…、
ひとくちで口に放り込んだら、ほこほこでほろっとした食感に
甘く優しい味と香ばしい香りが鼻に抜ける~~。
ひとりだったら、間違いなく、ジタンダ踏んでました。
うわ~、とれたての栗って、こんなにおいしいの?
これ、止まんない~。
せっせと栗の皮剥いて、口に入れる自分の姿がお猿さん。
御馳走になりながら、いろいろと世間話をしました。
高齢の方が何にご苦労なさっているのか、なんとなく
わかりました。
あっ、高齢の方あるある~、同じ話がループでしたけど。
「ご馳走様でした…
あの、お手伝いに来たのに、美味しい栗を頂いてしまって、
ごめんなさい」
「そんなことないよ、話相手になってくれて…
なんせ、ふたりだけだろ、だから楽しかったよ。
ほら、ばーさん、分けてやらんと…」
おばあさんが、栗をザラザラと袋に入れて下さって…
「あっ、いいです、たくさん頂きましたから」
「お駄賃だよ、お父さんと食べてな」
あぅーあぅー、ありがとうございます、うるうるうっ。
焼き栗をたんまりとお土産にもらってしまった、何もしてないのに…。
こんな自分でも、お話相手になれて良かったです。
栗と言えば…やっぱり「栗ご飯!!」
剥くの大変なんですけど、旬ですからね~。
ただ今、「冷凍庫」に放り込んであります。
冷凍庫? 自分もネットで知ったんです、一晩入れて
凍らせて、少し自然解凍させたら剥きやすくなるんですよ。
明日、栗ご飯にして、栗を頂いたおうちに持っていきます。
これが、お返しというものです。
今晩、夕食は何にしようかなぁ…。
お麩があるから、卵とじでもいいし…、お麩とひき肉の煮つけ?
とにかくお麩を使ってのお料理にしましょ。
ちなみに、自分はお味噌汁とごはんがあれば、十分、満足
しちゃうんだけど…って、チャーシュー食べたでしょうにっ!
んっんんんっ、そうなんですけど、基本は~って話です。
思い出した~、
栗が反撃する昔話…さるかに合戦だ~。
いえ、栗って爆発すると、怖いものがあるなと…、
そりゃ、お猿さんも退散しちゃうのも納得です。
アン

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こんにちは。
午前中、ちょっとお散歩をしていて、知り合いのおばあさんの
おうちにて、なりゆきで「栗拾い」のお手伝いをしてきました。
(これが、お手伝いというのかって感じでしたけど)
途中、畑仕事をなさっていたおばぁちゃんの姿が見え、
「おはようございます~、おじいちゃん、いかがお過ごしですか?」
「おはようさん、じーさんねぇ、腰を痛めてね、休んでるわ」
「あら、大変ですね、お大事になさって下さい」
「アンちゃん、時間あるかい?
あのな、ちょっと手伝ってほしいことがあるのだけど…」
「自分に出来ますか? それ?」
「山手側の庭にある栗拾いなんだけど…じーさんがあれじゃ…」
「おっきな栗の木がありましたねぇ、そういえば…
いいですよ~、喜んで」
お宅にお邪魔したら、おじいさんが縁側に座っておられ
「お、アンちゃん、久しぶりだな」
「腰、痛めたんですって、お大事にね~」
「でも、どうした、急に…」
「栗拾いのお手伝いに来たんですよ、暇だったんで~」
「ばーさんが頼んだんだな、すまんな…」
後ろから、声がして
「アンちゃん~これ持って~」
「はぁ~い、ゆっくり休んていてね」
おっきな竹籠をもって、トングみたいな挟むやつをもって、
さぁ、栗拾いだ~うおっ、落ちてる落ちてる~~。
そういえば、2、3日前…すっごい風吹いてたからなぁ。
無心になって拾っていました。
一時間ほどで、カゴの中に、つるつるぴかぴかの栗がたくさんっ。
栗はいいんだけど、残された「いがいが」の後始末があり、
竹の熊手で、せっせとかき集めたら、すっごい山盛り。
こりゃ大変ですわ、自分も腰が痛いったら。
「アンちゃん、お疲れ様…さっ、休んで行って~」
おばあさんが、お釜を持ってこられて、栗に包丁で少しだけ
傷をつけて、ぽいぽいっとその中へ…そして、分厚い蓋を被せて、
おじいさんお手製らしいかまどに乗っけて、少し経つと、
お釜の中で栗が動く音が…中にひときわ、おっきな音がなり、
びっくりました。
「穴開けてなかったかな~」
この時に、栗が出て来た昔話、なんかあったような気が…
なんだっけ~と考えてたら、出来立ての焼き栗が出てきました。
「たくさん食べてね~」
「遠慮なくいただきます~、あっちち」
「やけどに気を付けてな」
熱いのでお手玉しながら、パキパキになった鬼皮を剥いたら、
中から黄色いほっこりした実が~少し焦げているところも御愛嬌。
うわ~おっきい…、
ひとくちで口に放り込んだら、ほこほこでほろっとした食感に
甘く優しい味と香ばしい香りが鼻に抜ける~~。
ひとりだったら、間違いなく、ジタンダ踏んでました。
うわ~、とれたての栗って、こんなにおいしいの?
これ、止まんない~。
せっせと栗の皮剥いて、口に入れる自分の姿がお猿さん。
御馳走になりながら、いろいろと世間話をしました。
高齢の方が何にご苦労なさっているのか、なんとなく
わかりました。
あっ、高齢の方あるある~、同じ話がループでしたけど。
「ご馳走様でした…
あの、お手伝いに来たのに、美味しい栗を頂いてしまって、
ごめんなさい」
「そんなことないよ、話相手になってくれて…
なんせ、ふたりだけだろ、だから楽しかったよ。
ほら、ばーさん、分けてやらんと…」
おばあさんが、栗をザラザラと袋に入れて下さって…
「あっ、いいです、たくさん頂きましたから」
「お駄賃だよ、お父さんと食べてな」
あぅーあぅー、ありがとうございます、うるうるうっ。
焼き栗をたんまりとお土産にもらってしまった、何もしてないのに…。
こんな自分でも、お話相手になれて良かったです。
栗と言えば…やっぱり「栗ご飯!!」
剥くの大変なんですけど、旬ですからね~。
ただ今、「冷凍庫」に放り込んであります。
冷凍庫? 自分もネットで知ったんです、一晩入れて
凍らせて、少し自然解凍させたら剥きやすくなるんですよ。
明日、栗ご飯にして、栗を頂いたおうちに持っていきます。
これが、お返しというものです。
今晩、夕食は何にしようかなぁ…。
お麩があるから、卵とじでもいいし…、お麩とひき肉の煮つけ?
とにかくお麩を使ってのお料理にしましょ。
ちなみに、自分はお味噌汁とごはんがあれば、十分、満足
しちゃうんだけど…って、チャーシュー食べたでしょうにっ!
んっんんんっ、そうなんですけど、基本は~って話です。
思い出した~、
栗が反撃する昔話…さるかに合戦だ~。
いえ、栗って爆発すると、怖いものがあるなと…、
そりゃ、お猿さんも退散しちゃうのも納得です。
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最終更新日 : 2021-10-06