デリバリ~して、わらしべ長者。
こんばんは。
午前中、少しだけ お散歩に出たら、おうちの前で
「菜っ葉」を洗っておられた顔見知りのおじぃさんと遭遇。
「おはようございまーす」
「おう、なんだ、どっかへ行くのか?」
「いえ、散歩中です」
「これ、もらいもんだけど、持っていきー」
洗いたての菜っ葉をひとつかみ、自分の前に
「えっ、いいですよ、おじちゃんの分がなくっなっちゃう」
「こんなに食えんよ、お父さんと食べや」
「遠慮なく頂きますー、良い時に通っちゃった~」
「ははは、そうだのう~」
自分と一緒に笑ってくれたおじいさんが、とっても素敵です。
洗い立ての菜っ葉から、水が滴っているのを頂いて、
散歩ってわけにはいかなくって、おうちに戻ってきました。
だけど、貰い物を横から頂くって、トンビですか、自分は~。
お昼ごはんに、とっても美味しく頂きました~ご馳走様です。
都会の謙遜から考えられない程、不便だけれど、
のんびりな日常があり、光景が広がっています。
でも、もれなく自治会役員が付いてきますが…。
昨日、帝都で震度5、近県も揺れた地震がありましたが、
大丈夫でいらしてますか…何もないことを願っております。
余震はまだあるのかな…とにかく「命」を守ってください。
近頃、飛び飛びであちこち、地震かあるので気になっています。
それに、今の時期、こちらでは、そろそろ暖房の用意を
始めたりしますが、今日なんて暑い~ったらない。
今もTシャツ1枚で過ごしている状態…。
まっ、暖房費が少しでも安くなってくれると助かります。
だって…春まで1か月の暖房費が、諭吉さんが3人で収まれば
良い方で…ますます生活が追い詰められてたりして。
父の部屋の気温を下げるのに、エアコンの「除湿」モードで可動中~。
湿度計をみたら、いくら暑くても、針は「じめじめ」を指していますから。
昨日の洗濯物をいっきに乾くといいなぁ。
父には、水分取らせないと~カラッカラになっちゃう。
うう~ん、らんちーも暑いよね~。
やっと冬毛になって、もっこんもっこんになったのにぃ~っ。
午後は、頂いた「栗」で、もちろん、栗ご飯!!
夕食で間に合うようにと奮闘しちゃいました~。
栗ご飯って、何が大変って、やっぱり「剥く」手間ですよね。
冷凍してあったので、少しだけ自然解凍してから、
鬼と渋を一緒に剝いちゃう。
凍っている栗は、滑りやすいのでお気をつけて。
間違っても、指を…だぁーーーっとなりませんように
気をつけて下さい~。
地元のお水で炊く新米と栗で、もう全部が「地元」というか、
近所でできた「栗ご飯」~午後5時に炊き上がり。
炊飯器の蓋を開けると、甘い香りの湯気が広がり、
栗の黄色いと真っ白のお米のコンビネーションが映えて、
美味しそう~~っ。
おすそ分けする前に…味見~うふふふ、ばっちり。
さっささ、夕食を作られる前にデリバリーしなきゃ。
何で持っていくかといいますと、「お皿」です。
えっ? 使い捨てのパッケージは使いません。
温かさが逃げちゃいますし…、それに「ゴミ」が出ますから。
まずは、もちろん「栗」を頂いたご夫妻のおうち~。
おばぁちゃんにお渡ししたら、
「あら、いいのよ、気を使ってくれなくても…ご馳走様。
これ、食べてね、今日、掘ったのよ~」
「えっ、こんなに頂けません~貰いに来たみたいになっちゃう」
「何かを作って持ってきてくれるなんて、
手間暇の方が遥かに大変だよ」
「お芋さんだって…」
「受け取ってくれないと、玄関に置いてくって、おじいさんが…」
「はい、頂きます~、おじいさーん、ありがとう」
奥に向かって、声をかけたら、「気をつけて帰るんだそー」
たくさんのさつま芋を頂いちゃいました。
さぁ、次だ、次…。
次は、午前中に菜っ葉を頂いたお独り暮らしの
おじいさんのお宅に…
「昼間、美味しい菜っ葉をありがとうございます。
これ、少しなんだけど、栗ご飯作ったから食べて~」
「貰っていいのかい?」
「もちろん、あっ、もしかして、夕食済まされた?」
「いやいや、まさか、炊き立ての栗ご飯を食べられる
なんて思わなかったから」
「お皿、洗わずに返してくださいね」
「ちょっと待っとってな」
こちらのお宅の土間が八畳ぐらいあるんですよ、広々~。
玄関が居心地がいいって素敵ですよね~。
うちのせませま土間と大違い。
「待たせたね、何もお礼が出来んが、これ…」
「はい? いやいや、もらえませんから」
「アンちゃんの気持ちが嬉しいんだよ、だから」
心で、ダーーーっと泣いてました。
「遠慮なく…頂きます、ありがとうございます」
「こっちこそな、気をつけて帰るんだよ」
「はい」
おうちに帰って、受け取った紙袋の中に…
りんご2個、焼き鳥の缶詰、おせんべい、
なぜか栄養ドリンク2本。
あるものを詰めてくれたんですね…。
逆に、申し訳なくなっちゃいました、だって、これ、
きっとおじいさんが食べられるものだったかと…。
次です、次…父には、もう少し待って~。
うわっ、すっかり「暗く」なってる~、どうか、くまさんに
ばったりとなんてことありませんように!
最後は、お独り暮らしのおばぁちゃまのお宅に。
いつも、旬物で何か作ったら、必ずおすそ分けをするお宅~。
こちらのお宅は、防犯のこともあって、事前に電話。
「おばちゃん? あのね、栗ご飯作ったから、食べて~、
今、おうちの前に来てるの~」
「えっ、あぁ、ちょっと待ってね」
玄関を開けてもらって、お渡し。
「珍しいものを…わざわざありがとう~」
「あつあつの持ってきたから、食べて食べて。
あ、お皿、そのままでいいからね」
台所へ行かれ、お皿を洗う音がする~、いいのに~。
その間にも、奥から
「こんなに暗くなっているのに、だめじゃないの、
女の子なんだから…」
「はーい、気をつけますね」
「ありがとう、これ、どうぞ」
返してもらったお皿の中に、袋に入ったクッキーが…。
「これね、貰いものなんだけど、ひとりで食べきれないから」
「えっ、いいの? でも、これ、まだまだ賞味期限があるよ」
「あげたいのよ。
美味しい栗ご飯、しかも、あったかいのなんて
なかなか食べられないから」
「遠慮なく頂きます、御馳走様です~ありがとう」
持っていったら、いろいろと頂いちゃいました。
なんか、お皿で持っていくと、こうなるってことは、
自分がいけないんだろうなぁ、使い捨てのパッケージなら
そのまま置いて来られるんだよね…。
散々、逆に気を使わせて頂いて、申し訳なかったです。
こっちは、作るのなら、たっくさん作った方が美味しいわけで、
ついでに、おすそ分けしているだけ…。
材料も、頂いたお米に、栗ですし…。
久しぶりに、どーんと5合なんて炊きましたよ。
明日の朝は、余った栗ご飯で、おにぎりにしちゃいます。
一度だっていいじゃありませんか…栗ご飯、いかかですか。
地元のお米とお水を使って…。
自分は、これから、おひとり夕食で、ゆっくりと栗ご飯
堪能しちゃいます~、いただきまーすっ!
おやすみなさい、よい夢を…。
アン

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こんばんは。
午前中、少しだけ お散歩に出たら、おうちの前で
「菜っ葉」を洗っておられた顔見知りのおじぃさんと遭遇。
「おはようございまーす」
「おう、なんだ、どっかへ行くのか?」
「いえ、散歩中です」
「これ、もらいもんだけど、持っていきー」
洗いたての菜っ葉をひとつかみ、自分の前に
「えっ、いいですよ、おじちゃんの分がなくっなっちゃう」
「こんなに食えんよ、お父さんと食べや」
「遠慮なく頂きますー、良い時に通っちゃった~」
「ははは、そうだのう~」
自分と一緒に笑ってくれたおじいさんが、とっても素敵です。
洗い立ての菜っ葉から、水が滴っているのを頂いて、
散歩ってわけにはいかなくって、おうちに戻ってきました。
だけど、貰い物を横から頂くって、トンビですか、自分は~。
お昼ごはんに、とっても美味しく頂きました~ご馳走様です。
都会の謙遜から考えられない程、不便だけれど、
のんびりな日常があり、光景が広がっています。
でも、もれなく自治会役員が付いてきますが…。
昨日、帝都で震度5、近県も揺れた地震がありましたが、
大丈夫でいらしてますか…何もないことを願っております。
余震はまだあるのかな…とにかく「命」を守ってください。
近頃、飛び飛びであちこち、地震かあるので気になっています。
それに、今の時期、こちらでは、そろそろ暖房の用意を
始めたりしますが、今日なんて暑い~ったらない。
今もTシャツ1枚で過ごしている状態…。
まっ、暖房費が少しでも安くなってくれると助かります。
だって…春まで1か月の暖房費が、諭吉さんが3人で収まれば
良い方で…ますます生活が追い詰められてたりして。
父の部屋の気温を下げるのに、エアコンの「除湿」モードで可動中~。
湿度計をみたら、いくら暑くても、針は「じめじめ」を指していますから。
昨日の洗濯物をいっきに乾くといいなぁ。
父には、水分取らせないと~カラッカラになっちゃう。
うう~ん、らんちーも暑いよね~。
やっと冬毛になって、もっこんもっこんになったのにぃ~っ。
午後は、頂いた「栗」で、もちろん、栗ご飯!!
夕食で間に合うようにと奮闘しちゃいました~。
栗ご飯って、何が大変って、やっぱり「剥く」手間ですよね。
冷凍してあったので、少しだけ自然解凍してから、
鬼と渋を一緒に剝いちゃう。
凍っている栗は、滑りやすいのでお気をつけて。
間違っても、指を…だぁーーーっとなりませんように
気をつけて下さい~。
地元のお水で炊く新米と栗で、もう全部が「地元」というか、
近所でできた「栗ご飯」~午後5時に炊き上がり。
炊飯器の蓋を開けると、甘い香りの湯気が広がり、
栗の黄色いと真っ白のお米のコンビネーションが映えて、
美味しそう~~っ。
おすそ分けする前に…味見~うふふふ、ばっちり。
さっささ、夕食を作られる前にデリバリーしなきゃ。
何で持っていくかといいますと、「お皿」です。
えっ? 使い捨てのパッケージは使いません。
温かさが逃げちゃいますし…、それに「ゴミ」が出ますから。
まずは、もちろん「栗」を頂いたご夫妻のおうち~。
おばぁちゃんにお渡ししたら、
「あら、いいのよ、気を使ってくれなくても…ご馳走様。
これ、食べてね、今日、掘ったのよ~」
「えっ、こんなに頂けません~貰いに来たみたいになっちゃう」
「何かを作って持ってきてくれるなんて、
手間暇の方が遥かに大変だよ」
「お芋さんだって…」
「受け取ってくれないと、玄関に置いてくって、おじいさんが…」
「はい、頂きます~、おじいさーん、ありがとう」
奥に向かって、声をかけたら、「気をつけて帰るんだそー」
たくさんのさつま芋を頂いちゃいました。
さぁ、次だ、次…。
次は、午前中に菜っ葉を頂いたお独り暮らしの
おじいさんのお宅に…
「昼間、美味しい菜っ葉をありがとうございます。
これ、少しなんだけど、栗ご飯作ったから食べて~」
「貰っていいのかい?」
「もちろん、あっ、もしかして、夕食済まされた?」
「いやいや、まさか、炊き立ての栗ご飯を食べられる
なんて思わなかったから」
「お皿、洗わずに返してくださいね」
「ちょっと待っとってな」
こちらのお宅の土間が八畳ぐらいあるんですよ、広々~。
玄関が居心地がいいって素敵ですよね~。
うちのせませま土間と大違い。
「待たせたね、何もお礼が出来んが、これ…」
「はい? いやいや、もらえませんから」
「アンちゃんの気持ちが嬉しいんだよ、だから」
心で、ダーーーっと泣いてました。
「遠慮なく…頂きます、ありがとうございます」
「こっちこそな、気をつけて帰るんだよ」
「はい」
おうちに帰って、受け取った紙袋の中に…
りんご2個、焼き鳥の缶詰、おせんべい、
なぜか栄養ドリンク2本。
あるものを詰めてくれたんですね…。
逆に、申し訳なくなっちゃいました、だって、これ、
きっとおじいさんが食べられるものだったかと…。
次です、次…父には、もう少し待って~。
うわっ、すっかり「暗く」なってる~、どうか、くまさんに
ばったりとなんてことありませんように!
最後は、お独り暮らしのおばぁちゃまのお宅に。
いつも、旬物で何か作ったら、必ずおすそ分けをするお宅~。
こちらのお宅は、防犯のこともあって、事前に電話。
「おばちゃん? あのね、栗ご飯作ったから、食べて~、
今、おうちの前に来てるの~」
「えっ、あぁ、ちょっと待ってね」
玄関を開けてもらって、お渡し。
「珍しいものを…わざわざありがとう~」
「あつあつの持ってきたから、食べて食べて。
あ、お皿、そのままでいいからね」
台所へ行かれ、お皿を洗う音がする~、いいのに~。
その間にも、奥から
「こんなに暗くなっているのに、だめじゃないの、
女の子なんだから…」
「はーい、気をつけますね」
「ありがとう、これ、どうぞ」
返してもらったお皿の中に、袋に入ったクッキーが…。
「これね、貰いものなんだけど、ひとりで食べきれないから」
「えっ、いいの? でも、これ、まだまだ賞味期限があるよ」
「あげたいのよ。
美味しい栗ご飯、しかも、あったかいのなんて
なかなか食べられないから」
「遠慮なく頂きます、御馳走様です~ありがとう」
持っていったら、いろいろと頂いちゃいました。
なんか、お皿で持っていくと、こうなるってことは、
自分がいけないんだろうなぁ、使い捨てのパッケージなら
そのまま置いて来られるんだよね…。
散々、逆に気を使わせて頂いて、申し訳なかったです。
こっちは、作るのなら、たっくさん作った方が美味しいわけで、
ついでに、おすそ分けしているだけ…。
材料も、頂いたお米に、栗ですし…。
久しぶりに、どーんと5合なんて炊きましたよ。
明日の朝は、余った栗ご飯で、おにぎりにしちゃいます。
一度だっていいじゃありませんか…栗ご飯、いかかですか。
地元のお米とお水を使って…。
自分は、これから、おひとり夕食で、ゆっくりと栗ご飯
堪能しちゃいます~、いただきまーすっ!
おやすみなさい、よい夢を…。
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最終更新日 : 2021-10-08
食べて頂けることが何よりなんです。 * by アン
一水さん
おはようございます。
絵本や物語を書けない自分のお話に、
そんなふうに感じてく下さり、ポッと照れてます。
自分の中では、今度からは、お返しを頂かない
「工夫」をしないと~って、あれこれと考えてます。
田舎では、空っぽのお皿を返すのは、失礼に
当たるのだとか…以前、高齢の女性が
話してくれましたね。
こっちは、そんなこと思ってないのですけど…。
これでも、ここへ来た当初…
周囲から、まるで腫れ物に触るような接し方をされてました。
それも、少しは克服できた気がしますが…。
あっ、せっかく素敵なメッセージを頂いたのに~
ごめんなさい、後ろ向きな事をお話して…
ありがとうございました。
おはようございます。
絵本や物語を書けない自分のお話に、
そんなふうに感じてく下さり、ポッと照れてます。
自分の中では、今度からは、お返しを頂かない
「工夫」をしないと~って、あれこれと考えてます。
田舎では、空っぽのお皿を返すのは、失礼に
当たるのだとか…以前、高齢の女性が
話してくれましたね。
こっちは、そんなこと思ってないのですけど…。
これでも、ここへ来た当初…
周囲から、まるで腫れ物に触るような接し方をされてました。
それも、少しは克服できた気がしますが…。
あっ、せっかく素敵なメッセージを頂いたのに~
ごめんなさい、後ろ向きな事をお話して…
ありがとうございました。
感動の物語だね。
主人公の女の子は散歩の途中で菜っ葉を
洗っている顔見知りのおじいさんと遭遇。
ここから「わらしべ長者」の始まりだよ。
栗ご飯をおすそ分け…。お皿に入れてお渡ししたら…。なんと、あちこちでお返しを貰ってしまう。
めでたしめでたし。どっとはれ。
こんな感じで物語の絵本が出来ちゃいそう。
素敵な環境ですね。皆さんに大切にされているね。大きな拍手を…。