親御さんが亡くなったという知らせが…。
こんばんは。
自治会の書類の「不備」を見つけて、
訂正をしまくっていたとき、携帯の呼び出し音が…。
それは、電話では、もう10年以上も連絡もとってなかった
知人でした。
携帯の番号をお互いに交換していても、
たまに手紙でのアナログ連絡しか、取らない彼女で、
それでも、誕生日には、贈り物をしている間柄。
もう彼女とも30年以上の付き合いになります。
10代の頃、お互い、泊まりっこもしたりして…。
それから、お互い社会人になって、疎遠になり…
それが、2001年の元旦に彼女から、過去に投函された
未来への自分へハガキが届いて、それがきっかけに
また、ご縁が出来て、今に至っています。
覚えていらしている方は、いらっしゃるでしょうか。
また、実際に万博へ行かれて、この企画で、
未来へ手紙を書いた方はいらしてますか…。
1985年のつくば科学万博
「科学万博ポストカプセル2001年」
専用のポストに、手紙やハガキを投函しておくと、16年後の
2001年の正月…21世紀の元旦に配達してくれるというもの。
郵便のタイムカプセルですね。
厳重に保管された336万通のうち、
全国の郵便局の尽力により、何と300万通が
無事配達されたということです。
その中に、自分も…。
16年後の2001年1月1日、
ポストに1985年9月の消印で、この彼女から、
自分へポストカプセル郵便が届きました。
親愛なるアンちゃんへ…と、当時の彼女が、ハガキに
びっしりと小さな字で、一生懸命に書いてくれたものでした。
アンちゃんが、これを受け取った時、今のように、
一緒に笑っていられる友達だったらいいなと…とか、
お互いに何をしているかなとか…ほかにもいろいろと。
当時、あまりの嬉しさに、すぐにお返事をしたのを覚えています。
後から聞いたりですが、自分宛だけに出してくれたそうで…
とにかく、無事に自分の手に届いたことが、とっても
喜んでくれて…年に数回、手紙のやりとりをする間
ではありましたけど、直接、話したのは、本当に
懐かしくって、お互いの声で、当時に一瞬で戻ったけど、
でも、昔のままじゃいられない現実話に、泣きそうでした。
昨年、お母さんを見送り、1年を待たずに、お父さんを
送り出した彼女の気持ちを考えると…
なんて声をかけたらいいのか…声か詰まってしまって…
それを察してくれた彼女は
「私の手で、両親を送ることが出来たから、
それだけでいいの…アンちゃんもその時がきたら
私の今の気持ちがわかるよ…だから、今は、悔いのない様に
お父さんに寄り添って介護をしてあげてね」
うんうん…それから、いろいろと当時の事を話したり、
お互いの近況を話したりと…短い時間だったけど、
とっても「濃く」て、充実したひと時を過ごしました。
これからは、またメールで話をして、時には、
手紙も交換しようね~と、お互い「少女」の気分で
電話を切りました…。
独身の彼女に、これからの人生に幸あれと
願うばかりです。
自分の世代で、親御さんを見送ったということを
見聞きすることが多くなってきました。
喪中の葉書も届いてましたし…。
彼女と電話をしていて、
「アンちゃんの声…昔のまんま~まだ女の子だね。
とてもの半世紀過ぎた女性と話しているって感じしないよー、
まだ声優フェチなんだね」
「ありがと…嬉しい、何よりの褒め言葉だよ。
衣が、あまりにもぼろっぼろっなものだから」
「またまた…
アンちゃん、機会があったら会って話そうね」
「お互いおばぁちゃんになっても? 」
「そう…おばぁちゃんになってもよ~、
楽しみにしているね、その日まで…」
長い長い付き合い…
話せば、途端に、出逢ったころの当時の二人に戻ってる…。
まだまだ、世間知らずの何も知らなかった女の子同士に…。
なんで、他人の身内とは、そうならないんだろねぇ。
ならなくてもいいけど。
彼女に、お線香を用意して送らなきゃ…。
今日の疲労感は、心地がいいです。
心が満たされたから…だと思います。
おやすみなさい、よい夢を…。
アン

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こんばんは。
自治会の書類の「不備」を見つけて、
訂正をしまくっていたとき、携帯の呼び出し音が…。
それは、電話では、もう10年以上も連絡もとってなかった
知人でした。
携帯の番号をお互いに交換していても、
たまに手紙でのアナログ連絡しか、取らない彼女で、
それでも、誕生日には、贈り物をしている間柄。
もう彼女とも30年以上の付き合いになります。
10代の頃、お互い、泊まりっこもしたりして…。
それから、お互い社会人になって、疎遠になり…
それが、2001年の元旦に彼女から、過去に投函された
未来への自分へハガキが届いて、それがきっかけに
また、ご縁が出来て、今に至っています。
覚えていらしている方は、いらっしゃるでしょうか。
また、実際に万博へ行かれて、この企画で、
未来へ手紙を書いた方はいらしてますか…。
1985年のつくば科学万博
「科学万博ポストカプセル2001年」
専用のポストに、手紙やハガキを投函しておくと、16年後の
2001年の正月…21世紀の元旦に配達してくれるというもの。
郵便のタイムカプセルですね。
厳重に保管された336万通のうち、
全国の郵便局の尽力により、何と300万通が
無事配達されたということです。
その中に、自分も…。
16年後の2001年1月1日、
ポストに1985年9月の消印で、この彼女から、
自分へポストカプセル郵便が届きました。
親愛なるアンちゃんへ…と、当時の彼女が、ハガキに
びっしりと小さな字で、一生懸命に書いてくれたものでした。
アンちゃんが、これを受け取った時、今のように、
一緒に笑っていられる友達だったらいいなと…とか、
お互いに何をしているかなとか…ほかにもいろいろと。
当時、あまりの嬉しさに、すぐにお返事をしたのを覚えています。
後から聞いたりですが、自分宛だけに出してくれたそうで…
とにかく、無事に自分の手に届いたことが、とっても
喜んでくれて…年に数回、手紙のやりとりをする間
ではありましたけど、直接、話したのは、本当に
懐かしくって、お互いの声で、当時に一瞬で戻ったけど、
でも、昔のままじゃいられない現実話に、泣きそうでした。
昨年、お母さんを見送り、1年を待たずに、お父さんを
送り出した彼女の気持ちを考えると…
なんて声をかけたらいいのか…声か詰まってしまって…
それを察してくれた彼女は
「私の手で、両親を送ることが出来たから、
それだけでいいの…アンちゃんもその時がきたら
私の今の気持ちがわかるよ…だから、今は、悔いのない様に
お父さんに寄り添って介護をしてあげてね」
うんうん…それから、いろいろと当時の事を話したり、
お互いの近況を話したりと…短い時間だったけど、
とっても「濃く」て、充実したひと時を過ごしました。
これからは、またメールで話をして、時には、
手紙も交換しようね~と、お互い「少女」の気分で
電話を切りました…。
独身の彼女に、これからの人生に幸あれと
願うばかりです。
自分の世代で、親御さんを見送ったということを
見聞きすることが多くなってきました。
喪中の葉書も届いてましたし…。
彼女と電話をしていて、
「アンちゃんの声…昔のまんま~まだ女の子だね。
とてもの半世紀過ぎた女性と話しているって感じしないよー、
まだ声優フェチなんだね」
「ありがと…嬉しい、何よりの褒め言葉だよ。
衣が、あまりにもぼろっぼろっなものだから」
「またまた…
アンちゃん、機会があったら会って話そうね」
「お互いおばぁちゃんになっても? 」
「そう…おばぁちゃんになってもよ~、
楽しみにしているね、その日まで…」
長い長い付き合い…
話せば、途端に、出逢ったころの当時の二人に戻ってる…。
まだまだ、世間知らずの何も知らなかった女の子同士に…。
なんで、他人の身内とは、そうならないんだろねぇ。
ならなくてもいいけど。
彼女に、お線香を用意して送らなきゃ…。
今日の疲労感は、心地がいいです。
心が満たされたから…だと思います。
おやすみなさい、よい夢を…。
アン

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最終更新日 : 2021-11-14
心の回復剤もあるといいのですけど~。 * by アン
ぼぶたさん
ぼぶたさんが訪れて下さっての出来た御縁を
とても大切にしております。
これから先も、このご縁が続きますようにと願っています。
介護あるあるのひとつなんですけど…
要介護の方が、親御さんだと親子なものだから、
「親からの言葉」で、メンタルが削がれたりします。
遠慮がないから、直球そのものか、変化球もあって、
受け止められなかったりします。
甘え…もあるのかなと思うのですけど、それは、こちら側の
解釈で、介護していても親の権限で飛んできます、はい。
離れられていると、会った時にしんどいかもしれません。
自分はというと、四六時中一緒なんで、ごちゃうちゃと
言っていても、「慣れて」しまいまして、ほっときます。
いちいち受け止めてると、こっちが持ちませんから~。
直球、変化球が来たら、うまくかわして下さいとかしか
言えないのがもどかしいです。
お母様、「お薬の増量」だけで済んでよかったです。
介護していると、最低限で済むことがありがたく感じます。
そうそう…御両親さんの「お薬」、問題なく、滞りなく
薬局さんから、全種、お渡し日に頂けていますでしょうか。
いろんなお薬が供給不足になっています。
お父様の介護、お疲れ様です。
移動時のマイバッグは、「たすき掛けカバン、バッグ」がお薦めです。
何せ、両手が塞がっちゃいますから。
車椅子…それ自体重いのにです、本体が乗ってますから、
移動だけでも大変です…車椅子の操作、お上手でしょうか。
自分なんて、10年以上使っているのにです、壁にゴン!
なんてしょっちゅう…病院内では、とって気を使いますね…
うんうん、ぼぶたさんのお気持ちが、とってもわかります。
もちろん、こちらへおいで来てくださっている方、
皆様のご健勝を願って来ました。(一番癒されたのは、自分の方です…)
山の、樹々の、祠の神様が、日頃、介護をしている方に
ほんの少しだけでも、「ふんわり」とした出来事を
分けて下さるいいのですけれど…。
どうぞどうぞ、「他人の身内」表現、使ってやってください。
(自分みたいに、馬と鹿が付かないだけ、いいです)
身内なのに、それぞれに家族を持ったら、まるで「他人」ですから。
介護に一切かかわってない、傍で見ていないと、関心なし、
興味なし、聞いても「ふう~ん」「それで?」でおしまいだったり、
そして、一番厄介なのが…何もしてなかったくせに
「相続・遺産」になると、一番欲しがるタイプ…だったりと…。
(違っていたら、ごめんなさい)
ぼぶたさんも、お好きな事、苦手な事、これに興味があるとか…
簡単なお料理とか、ぜひぜひ教えてください~。
スイーツとか、お好きですか? 近頃、自分は、シュークリームに
すぼっとハマりまくっています。
介護期間も長くなると、時間の采配も出来るようになって、
この「スキマ時間」に、いろいろとしたくなっちゃうんです。
ほんと、日常のささやかな事が嬉しくって、
こうして、ぼぶたさんとおしゃべりしている、この時間も
とても楽しく過ごさせて頂いています。
これからも、気軽に、ここのスペースにいろいろと
お話に来て下さいませ~いつでも開いていますから~
お待ちしています。
「聞いて~聞いて~」(自分の口癖)と、愚痴でもなんでも、
どうぞどうぞです、いつもオープンでございます~、
まったくと構いませんから~。
追伸
足の爪ですけど、おっそろしい程「治りつつ」ありますので、
大丈夫です、お見舞いをありがとうございます。
ぼぶたさんが訪れて下さっての出来た御縁を
とても大切にしております。
これから先も、このご縁が続きますようにと願っています。
介護あるあるのひとつなんですけど…
要介護の方が、親御さんだと親子なものだから、
「親からの言葉」で、メンタルが削がれたりします。
遠慮がないから、直球そのものか、変化球もあって、
受け止められなかったりします。
甘え…もあるのかなと思うのですけど、それは、こちら側の
解釈で、介護していても親の権限で飛んできます、はい。
離れられていると、会った時にしんどいかもしれません。
自分はというと、四六時中一緒なんで、ごちゃうちゃと
言っていても、「慣れて」しまいまして、ほっときます。
いちいち受け止めてると、こっちが持ちませんから~。
直球、変化球が来たら、うまくかわして下さいとかしか
言えないのがもどかしいです。
お母様、「お薬の増量」だけで済んでよかったです。
介護していると、最低限で済むことがありがたく感じます。
そうそう…御両親さんの「お薬」、問題なく、滞りなく
薬局さんから、全種、お渡し日に頂けていますでしょうか。
いろんなお薬が供給不足になっています。
お父様の介護、お疲れ様です。
移動時のマイバッグは、「たすき掛けカバン、バッグ」がお薦めです。
何せ、両手が塞がっちゃいますから。
車椅子…それ自体重いのにです、本体が乗ってますから、
移動だけでも大変です…車椅子の操作、お上手でしょうか。
自分なんて、10年以上使っているのにです、壁にゴン!
なんてしょっちゅう…病院内では、とって気を使いますね…
うんうん、ぼぶたさんのお気持ちが、とってもわかります。
もちろん、こちらへおいで来てくださっている方、
皆様のご健勝を願って来ました。(一番癒されたのは、自分の方です…)
山の、樹々の、祠の神様が、日頃、介護をしている方に
ほんの少しだけでも、「ふんわり」とした出来事を
分けて下さるいいのですけれど…。
どうぞどうぞ、「他人の身内」表現、使ってやってください。
(自分みたいに、馬と鹿が付かないだけ、いいです)
身内なのに、それぞれに家族を持ったら、まるで「他人」ですから。
介護に一切かかわってない、傍で見ていないと、関心なし、
興味なし、聞いても「ふう~ん」「それで?」でおしまいだったり、
そして、一番厄介なのが…何もしてなかったくせに
「相続・遺産」になると、一番欲しがるタイプ…だったりと…。
(違っていたら、ごめんなさい)
ぼぶたさんも、お好きな事、苦手な事、これに興味があるとか…
簡単なお料理とか、ぜひぜひ教えてください~。
スイーツとか、お好きですか? 近頃、自分は、シュークリームに
すぼっとハマりまくっています。
介護期間も長くなると、時間の采配も出来るようになって、
この「スキマ時間」に、いろいろとしたくなっちゃうんです。
ほんと、日常のささやかな事が嬉しくって、
こうして、ぼぶたさんとおしゃべりしている、この時間も
とても楽しく過ごさせて頂いています。
これからも、気軽に、ここのスペースにいろいろと
お話に来て下さいませ~いつでも開いていますから~
お待ちしています。
「聞いて~聞いて~」(自分の口癖)と、愚痴でもなんでも、
どうぞどうぞです、いつもオープンでございます~、
まったくと構いませんから~。
追伸
足の爪ですけど、おっそろしい程「治りつつ」ありますので、
大丈夫です、お見舞いをありがとうございます。
素敵なお友達ですね。
年月を経て様々な経験をしてより良い関係になっておられるようで羨ましいです。
私は母(自転車で20分の実家で一人暮らし)に振り回される日々を過ごしていました。
心臓が悪いのですが、入院しないと無理って大騒ぎ。主治医の紹介で総合病院へ。でも入院の必要なし、で薬の増量だけで帰されました。ケロッとしています。
私は父(要介護4。私宅に引き取っています)の介護スケジュールの調整やら入院荷物(老人は多い!)の荷物持ちやら車椅子押したりもうヘトヘトでした。
体の疲れは二日もあれば戻りましたが(きっとアンちゃんが私の分もお祈りしてくださったから)
心の疲れは時間がかかります。
そして折々の母の言葉がもう刺さって刺さって。
入院になれば「他人の身内」(この表現が絶妙なので真似っこさせてね)にも連絡しなきゃなりませんが
入院しなくて良ければこの大騒ぎも知らないままなんですよね。
「知らせてくれないんだからしょうがないじゃないか」って言われちゃいます。
アチラから心配の電話やメールなんて皆無です。
父の誕生日に「父は穏やかに過ごしています」ってメールしたら返信は二ヶ月以上経ってからでした。
私の場合は弟なんで若干、私が強く出られますが
母は長男教信者ですから「弟は仕事がある。嫁の気が利かないのが悪い」なんですよね。
あ〜私の愚痴を書いてしまいました。
せっかく素敵な一日なのに、ごめんなさい。
アンタルト、スペシャルアンラミー、美味しいものを作れる人は美味しいものを食べられるから羨ましいです。
介護をしていると気を抜けない日々の連続ながら
そんなに変わったことが起こるわけもなく
見守りに神経すり減らすことも多いですよね。
小さな楽しみ、小さな幸せで気持ちを支えていらっしゃるアンちゃんはとっても素敵です。
二次元世界には無縁の私ですが、楽しげな語り口には幸せのおすそ分けをいただいてる気分になります。
爪が完全復活するまで、足、お大事にね。
長々と失礼しました。