泣いても笑っても

難病の父を介護しつつ、自治会の区長をやってます。

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2022-02-10 (Thu) 22:19

誰のって…

父の…でしょうに。

以前、冷凍庫に「マンモス」になっていたお肉を頂いて、
ちゃっかりシャーシューしたお話、覚えてられます?
そのお肉を頂いたお宅のお独り暮らしのおっちゃんから、
午後7時近くに電話があり、要件はというと、テレビの
チャンネルが替わらない…えっとぉ、これ、半年前に
同じことを言って、電話かけて来たよね? 

またぁ?

めちゃめちゃ寒い中…出向きましたよ、自分が…。

おうちに行ったら、またもや…「リモコン」が違ってました。
前回の時も、「リモコンが違うから」と言って、問題解決したのに。
そりゃ、チャンネルが替わらないって。

はい、こっちの東芝さんのリモコン使って下さいね~と
それだけ言って帰ろうとしたら、今度は、薬の話…。
自分は、お医者さんでも、看護師さんでも、薬剤師さんでもなく…
話が長い…、ループし始めて、言いたいことはわかるけど…
一言だけ…。

「薬を新しく処方されて、飲み始めて体調に変化が現れたら、
 簡単にそれをメモをして、次の通院日に先生に伝えてね」

暇だったら、いくらでもお話は聞いてあげられるけど、
午後7時過ぎだと、自分も疲労のピークなわけで…。
父の世話もしなきゃならないわけで…、
まして、連日、朝晩の除雪でもうクタクタ…。

帰宅して、父に事情を話したら、いきなりですよ。

「おまえは、誰の娘だ?」
「は?」
「なんで、お前がわざわざ行かなければならないんだ、
 近くに兄弟もいるのに」

…父よ、ひょっとして、やきもち?

以前なら、そんなことは一言も言わなかったのに…。
高齢の方を敬えとか、敬意を払って接しろとか、
大切にしろとか…

…父よ、もしかして、心配してる? 

1日中、除雪だ、やれ、自治会だー、電話があったら、
先方へ出かけていくわ、家に居たら居たで、家事だ、
掃除だ、洗濯だ~って、くるくると動き回っている自分に…。

それはないか…。

…にしても、誰の娘だって…
紛れるなく、あんたの娘でしょうに。

父に向って、「あんた」なんて言ってごらんなさいって…
まぁ、怒る怒る、親に向かって~ってね。
(以前、つい、言ってしまったことがあり、激怒されました。

いいんだけど…、だけど、高齢の独り暮らしだと、
やっぱり不安になったり、寂しくなったりするって…。
だけど、細君をなくされてから、めっきり老けられた気がします。

まぁ、今の今まで、家事炊事を一度もしてこられなかった方が
いきなり、すべて御自身でやるって、そりゃ大変です。

父よ、娘がいて良かったですわね~
しかも、家事炊事、自治会の役員、他の事も
「そつなくこなす」パワフル~んな娘で…。

あぅあぅ、全身が軋むような痛みです。
除雪しまくったせいで…意地でするもんじゃないですね。

これもそれも、み~んな冬将軍が悪い!!!

アン


最終更新日 : 2022-03-04

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