泣いても笑っても

難病の父を介護しつつ、自治会の区長をやってます。

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2022-02-18 (Fri) 22:31

ただ…

待ってたって、何も変わらない、だったら…。

行動するのみ…と言ったところで、何が出来るのか。
今は、介護だ、やれ自治会だので、振りまわされていて、
大きな事は出来ないけど…で、何をするのかって? 
まじめに問われると、こうだっ!!って言えないのも本音。
でも、何かやりたい、したい気持ちでいっぱい。

ネットからも離れているおかげか、考える時間が出来て、
(こらこら、みてるでしょうに、今…)
落ち着いていたりして。

スマホが手離せられないという気持ちは、わかりません。
まっ、それは、それでいいと思いますよ、だって、
それがあるおかげで、安心感をえられているなら。
自分は、必要に迫られて、持っているだけで、近くにないと
いうか、手元にないという…ほほほほほっ。

スマホも、テレビもなくても平気な自分。
パソコンは、どうしても必要な物をまとめ買い、情報とかを
見ていますけど、「暇つぶし」に見ていたことはないです。

父の部屋にいた時、テレビで
「予約が取れない特集」という内容を見ていて、ん?、
自称・テーラーだという女性で
「個人で洋服を作っていて、来年の春まで予約でいっぱい」
にこやかに話しておられて、それを見た時、正直、羨ましいって
思っちゃいました。

介護も家事も一切しなくっていい環境におられて、服作りだけ
していればいい立場なんて、贅沢そのもの。

ただ…その方の作品を見た時‥真っ黒なアンが…

「その程度、20年以上前に既にやってたし、
 そんないい環境にいて、1枚仕上げるのに、なんでそうも期間が
 かかるわけ? ありえないし、作りも甘いし…
 それで、予約がいっぱいなんて…」

‥‥思わず言ってしまいました、ごめんなさい。 

元許婚にも吐き出してしまいました、そしたら

「やったもん勝ちだって…
 何もしなくっていい立場だったら、アンも仕事が出来るのにな…」
 
元許婚も、その番組を見ていたらしく、その時、自分の事を
思ったそうで、
「誰も追従出来ないほどの技術があるのに、出来ないってつらいよな」って…、
ありがとうっ、いつも傍で、自分の作業を見ていてくれた元許婚です。
何枚もシャツを作ってあげたりしましたっけ。
今でも、大事にしているって言ってましたね、ありがたいです。

そんな特集にされないだけで、どれだけの方が
「凄腕」を持っておられて、それをやれる環境にいないという方も
多いという現実、介護によって、失われる、表に出てこない技術が
勿体ないです。

自分は、例外です、中途半端な技術ですから。
だけど、作らせたら、絶対に負けないっていう気持ちで製作しています。
他の事は、自信がないですけどね。

みっちゃんトルソーに、いつになったら、好きなお洋服を
着させてあげられるのか…、しくしくしくっ。

アン


最終更新日 : 2022-03-04

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