泣いても笑っても

難病の父を介護しつつ、自治会の区長をやってます。

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2022-12-22 (Thu) 23:59

素敵な夢では…

あるけれど…現実は、そんなに甘くないですってば。

こんばんは。

次期区長&総区長選出会議に出席してきました。
区長には、 何かしら、地域の「役員」をしないといけないらしく、
うぅぅ、ここでも、書記会計がある…。
それで、「名前」だけの役員がひとつだけあり、争奪戦になるかも…と
思っていたら、なんとぉーーーっ、その名前だけの役員に…。

自己紹介の時…
卑怯かもしれないけど、父をだしに使っちゃいました。

「区長のアンです。
 独身で、高齢の父を二十四時間フル介護をしていますので、
 考慮して頂けたなら幸いです」

…と、そしたら、次期副区長さんが、
「じゃ、〇〇の役員でいいですね」と他の区長さん方にも同意を
求めて下さって…うぅぅぅ、有難かったです。
おかげで、区長だけで済みます、はい。

今回は、女性区長さんがなんとーーー、自分を含めて3人も…。
しかもですよ、総区長会長さん選出の時、
「私が会長を務めます」と…バスっと…。
すごーーーいっ、すごーーーいっ、心の中で拍手喝采しちゃいました。

もう一人の女性は、小学生のお子さんを持つシングルママンさん。
団地に引っ越してこられて、1年しか経ってないのに、いきなり区長…って。
それも、凄い凄いっ。

この女性と話したのですが、「子ども&高齢食堂」をこの地域で、
やりたいそうで…「区長の権限で作るつもりです」
…って、それは、素敵ですね…とは、言ったものの…ですね。
この田舎の事をぜんぜっんわかっていないってこと。

えっ? どういうこと? 
だから、田舎独特の閉鎖的なんですってば。
引っ越して、間もないからわからないでしょうけど、あるんだ、これが。

目をキラキラさせて…
「意義のあることをしたいんです」って…
いや、その意気込みもお考えも素晴らしい…
「地域の農家さんにも協力してもらって」って…
うんうん、わかるよ、だけど、よっぽと親しくないと出来ないよ?
「その時は、協力してくださいね」
さわやかな笑顔もいいけど…区長になったところで、権限なんて
ひとつもないわけですよ…。
「そこの神社をお借りすることは出来ませんか?」
無理だってば。
この神社管理責任者は、重鎮のような方ばかりが管理してるんですよ?

まずは、この地域の方と親しくなるのが一番手っ取り早いです。
ただ、団地におられて、この地域の方(自分がいる地域)を知らないでしょ。
「無理やり話を通そうとすれば、反感も買うし、応援もしてくれない」
だから、団地のほかの地域の方と、顔見知りにならないと…。

今、やりたいと思っている「子ども食堂」やる前に…
ご自身が引っ越しされそう…そんな気がするんですよ。
そもそも、なんで、こんな地区のところに引っ越してこられたのか…
そんなことをしたかったら、よそでやった方が…。

その女性の言葉に気になったのは、そういうことをやりたいと
いうわりに、「この地域の事を知らなすぎる」ってことです。
まして、ご自身がいる「団地」ですら、隣近所を知らないという…
地元でちゃんとやろうと思うなら、地域の事も知らなきゃ…ですよ。
まして、子供食堂をやろうと思われるのなら…なおさら。
「区長をするから、何でもやっていいって思ってる…それは、OUT。
だから、ベコっと凹まないといいけど…。
たぶんですよ…嫌って程、思い知ることになるかと…。

この女性と話していて…あぁ、きっと、2年後には引っ越ししているかもと
なんとなく思いました。
「意欲」は素晴らしいけど…もっと地域に馴染もうとしないと無理。
それと、御自身のやりたいだけでの「押し付け」は、まず、嫌われます。
ハッキリ断言できる。
この女性と話していて、自分も、距離をなんとなくおきたいと…思ったのは
言うまでもなく、だって、地域の事を無視してやろうとしているのが
目に見えていますし…そういう時は、まず、地域というか、ご自身の
済んでおられる「団地のご近所」を知ることから始めないと…です。
これは、ハッキリと断言できる。
それに、団地は、自治会は、入っても入らなくてもいいらしいです。
彼女の手元に配布された「広報配布」をみたけれど…30部。
自分、170ですよ、ケタが違うって。
たった30人、団地では他の行事もないから、広報配りだけ。
そんなの班長と一緒…羨ましい限り。
だから、夢が見られて、やることの「意義」を堂々と言えるのだと
思います。(ちょっと辛辣だったかな)
シングルマザーさん、お勤めされていて、おこさんが優先でしょう…
だから、団地の方のご近所付き合いがないのはわかるけど、
他の地域で何かしようと思うのなら、なおさら、身近なところから
やらないと…です。

自分、何かしら役員やって12年目…
区長になってもボロくそに言われているのに…。
それと、田舎になるほど「暗黙のルール」があるんだ…これが。
これを無視したとなったら、周囲が黙っていませんから。

こういう方は、何度も言うようですけど、現実というか、地域で
馴染むことの難しさを知ったら、引っ越しされそう…。
いや、した方がいいかも。
自分も「逃げ出したいのに~~~~」はい。
間違っても、絶対にこんなところへは、引っ越しなんてしないです。

こっち、地域密着、他の地域との連携、他の「区」の方との連絡、
大掛かりな清掃活動と…この女性とは、違うんです。
自分も30ぐらいの世帯での区長だったら、いくらでもするわ。
団地内だけの「自治会」ですもの。

次期区長役員会も終わったところで、既に予定がびっしりで、さらに
今年の班長がすることが、なんとぉー、もう来年の班長さんたちに
動いてもらっているという…信じられない。
今の区長さんをどうのっていうつもりはないんだけど、なんか、
まわりに、いろいろというんだよねぇ…。

だぁーーっ、また日付がかわったじゃないかぁーっ。
いつ、眠れるんですか~です。

暖かくしてお休みください。

今夜も、吹雪いています…さむっ。

おやすみなさい、よい夢を…。

アン

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最終更新日 : 2022-12-23

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