泣いても笑っても

難病の父を介護しつつ、自治会の区長をやってます。

Top Page › 日常生活 › 介護の確認? 
2023-04-20 (Thu) 20:46

介護の確認? 

…って、だから、大丈夫ですってば。

こんばんは。

夕方、父を診療をしている心臓循環器担当医師から
電話があり、検査の結果と状況、今後についての話などを
しましたが、強い薬を使うと、心臓に負担がかかり、さらに
腎臓をさらに悪化させて、亡くなるまで透析することに
なるかもしれませんとか、他にもいろいろとあり、とにかく
父の身体に負担にならないよう、お願いしますと…。

医師が

「退院した後は、施設へ入られるご予定ですか?」
「いえ、おうちに戻ります」
「ですが、介護に今以上に負担がかかるかもしれません」

だから? 施設へ入れろと? 
それこそ、ストレスだけの生活で、ちっとも良くないに決まってる。
らんちーを抱っこ出来ないとなると、どんなに寂しいか…。
そんなことさせない。

「看護師さんにもお伝えしましたが、24時間、娘の自分が
 フル介護をしますし、それに、もう10年以上して来ているので、
 おうちに帰る前提で、父の診療とリハビリを続けて下さい。
 父も1日でも早く帰りたいと願って、頑張っているはずですから」

もう覚悟はいろいろと出来ている。
次に発作を起こしたら助からない事も…。
今回、良く持ってくれたと思う…、ほんと…、あんなに長い長い
真夜中からの夜明けは、2度と味わいたくない。

一応、退院の目途もお聞きして、早くてウィーク明けになるとか、
約1か月ですね…だから、ここで、ケアマネが必要になるんだ、
そーれーなーのーにー!!

…って、それは置いといて…
多分、父も退院の目途について、医師から話を聞いたところでしょうし、
1日でも早く病院を離れたいと思ったはず…。
そう、真っ先に浮かんだのは、娘を差し置き、蘭丸のことでしょうねぇ…。
それでもいいです。
早く抱っこさせてあげたいですね。

え~、今日、病院へ行ったとき、新聞と一緒に差し入れをしたのは、
「蘭丸の写真」を入れた写真入れです。
厚紙で出来ているから、もし、落ちたとしても、壊れたりの心配がなく、
パタンとふたつに折りめることもできますし…。

ナースステーションで、看護師さんにいつものように新聞を渡して
折りたたんであった写真入れを出して…

「あの…これ写真入れなんですが、父に渡してもらっていいですか…」
「娘さんの写真?」
「いえ、娘より、父が溺愛しているコなんです…、
 立てておけますし、壊れたりの心配はないんで…」
「お孫さん? 中を見てもいいですか?」
「どうぞ」

「あら、まぁ可愛い…、うさぎさんを飼ってられるの?」
「はい…もう父とおんなじぐらいの年齢のじぃーちゃんですけど…」

近くにいた看護師さんが

「わぁ、うさぎ?  可愛いですね、名前は?」
「蘭丸です、父は、丸って呼んでます。
 あの、ダメですか?」
「いいですよ、お父さんの癒しと励みになるといいですね」

そりゃなるだろー、これが娘の写真なら、絶対にみないだろうし…。
折りたたんだまんまです、きっと。

病院の入り口で、書面にサインするテーブルがあって…
そこに、自分と同じぐらいかな、女性がぶつぶつと…
聞こえた…ハッキリと。

〃もう荷物を持ってくるのも面倒臭いから、
 早く〇ねばいいのに…〃

たぶん、周りにもハッキリ聞こえたはず。
そんなところで言う言葉じゃない、そう思っていたとしても、
口から出すなって…介護もしたくない、荷物一つ、病院へ持って
来るのも嫌だというのをたくさん見聞きしている医師や看護師。
だから、確認をしたのかと…。

父の病室は、南側でパーキングが真下に見えるけど…
外は見られないだろうけど、思わず、上を見上げてしまう
自分がいます。

今頃、らんちーの写真見てるかな、娘の顔を見ないけど…
なんか、それも…どうなん?  と思いつつ、帰路へ。
いいよ、いいよ、それでも。

だぁーーーーーーーーーーーーっ、帰宅したら郵便受けに、
書類やらなんやら届いてる~~、ひぃーーっ、これの処理を
しないとです。

今夜中に、いろいろとしないと…とは思うのですけど…
自分も年のせいなのか、今まで眠れなかった分なのか、
すごく眠くってフランダースの犬のお話の「ネロ」状態。

一旦、ぐっすり眠って、目が覚めたところで区長業務を
します…なんか、どどどどっと疲れました。
別に、診察を受けたってわけじゃないのに。

おやすみなさい、よい夢を…。

区長退任まで、あと258日

アン

にほんブログ村 シニア日記ブログ 50歳代へ
にほんブログ村



最終更新日 : 2023-04-20

命は * by 万里
私もご無沙汰してました。
区長業務も心配してましたけど。

介護はある意味、命のやり取りもその中に入ります。
急性期病棟は、落ち着けば、すぐその後どうするか考えねばなりません。私も四人老人20回近い入退院の中、「決断決断」の世界でした。

義両親の延命判断については、「無理な延命は希望しない」です(二人で良く話し合いはしてました)。これは後に残る者が背負う事です。後悔はありません。我々が背負えば良いことだから。(怖くて逃げる人も居ますがね)

ただ、今の医療は「生かす」事が出来てしまいます。老人介護において、大きな問題です。長い介護生活で私の目標は「ソフトライディング」でした。なるべく苦しむことなく「天寿」を全うさせてあげたい。これは介護している方達ほとんどの希望ではないでしょうか。人生の後半を迎えつつある自分もそうありたいと思います。永遠は無いのだから。

でも、以前よりは落ち着いてますねアンさん、とにかく良く寝て、食べてね。蘭ちゃん達も居るんだから!頑張れ。
ただ、自宅介護は今後もっと厳しい状況が考えられますので、在宅訪問看護や介護も視野に入れて、「介護保険」を使って下さい。

意思疎通が出来る限り * by アン
万里さん

おはようございます。
お~、お元気でおりましたか、お変わりなくお過ごしで
いらしていますか…。
ひそひそひそ…ゲームもしてられますか。

はい、おかげさまで、区長業務は、場数を踏んだおかげか、
慣れてきてまして、失敗したとしても、別に命を取られるわけでも
ないですし、なんといっても、「自治会費」さえ、1円も
違わなければそれでいいわけで…(すべてはそこなんですよ~)
近頃は、やるなら堂々としてやろうと、自分がしっかりしてないから、
いろいろと言われるわけですから。
だけど、もういろいろとやらかしていて、区長業務武勇伝が
あり過ぎで、ネタにはまったくと困らずで、楽しくやっています。
今では、出来たら、あと半年…やり遂げたいんですけど。

父がこのようになった原因は、自分にも非があるんです。
兆候が出ていたのに、そのサインを見逃してしまい…
ただ、救急センターに6時間もずっといて、その間に覚悟を
しました。
だから、今後は、何がどう起ころうとも、落ち着いて何事も
処理していこうと…一度、肝が据われば、どうすればいいのか、
おのずと見えてきました。

介護側は、「命」の決断を迫られ、どう判断をすべきか、
即決が出来ないことも…。
でも、父が、まだ意思疎通が出来ていること、それが
優先されるべきで、自分がどうしたいのか…ではなく、

医師にもハッキリと

「父が昏睡状態や、認知症とかで意思疎通が出来なくなったら、
 その時は、自分が決めます」

担当医師から

「年齢が年齢なので、次に発作が起きれば、
 助からないでしょう。
 それだけは、覚えておいてください」

そんなことわかってるし、もう迷わないです。
最後に、父の目に映ったものが自分ならそれでいいと。

決断を曖昧にしていると、どっちもしんどい思いをしなければ
ならないのも確かです。

医師が

「在宅介護か、施設に入らせるか」

この程度の判断なんて、ほんと自分からしたら、
「命の決断」よりも、よっぽど軽くって考えなくても済みます。
父は、まだ自分がいますからいいですが、自分は、今後も
ひとりなんで、アッサリといけたらいいなぁ…と思ってます。

自分のエゴなのはわかってますけど、短い間だとしても、
もう一度、父を在宅介護が出来たらと…償いの意味も
あるのですけど、こんな終わり方にだけは、絶対に
したくないんです。
長い介護をしてきて、自分の判断ミスで、命のろうそくを
消したなんてなったら…。

介護を長くすればするほど、いろんなことが起こっていて、
なんか、感覚が麻痺といいますか、どう対処すればいいのか、
慌てなくなっちゃいましたね。
何よりも、他人の身内が、「占い」ってところで、あまりにも、
馬と鹿過ぎで、開いた口がふさがらないっていうのもありまして…。
こんなのがいたら、こっちが冷静でいないとやってられません。
だから、今後は、父の経過も何も話さないことにしました。
つまらないものに、諭吉さんを使い、それを信じろと言う…
勘弁してって感じです。

在宅訪問看護や介護も視野に入れて話したいのに、
あまりにもケアが使えないと来た…ありえないでしょって話です。
保健師さんは、しっかり連携を取っていきましょうと言って
下さったのに、ケアは、ご自身の事だけ

「あっ、病院へは、〇〇が担当ですと伝えておいて下さい」

…なんなの? って感じ。
医師から話がありましたら、伝えて下さいとは言われたけど、
不信感満点で、話せません…けど、ケアが動いてくれないと、
困るんですけど…。
…にしても、「引継ぎなし、データも目を通さない」ケアって
ほんと、いるのかって話です。

来週、保健師さんと話して、退院後の「訪問看護、診療」を視野に
入れていることを伝えます。
…だけど、ケアには話したくないですよ…ほんと。

ここのところ、気温の上り下がりが激しくって、父じゃなくとも、
自分もしんどいです。
はい、ありがとうございます、もう…食べて寝てと…ごろんごろん
していたら、体重が~~。

万里さんも、体調にお気をつけて、御身大切にです。

Comment-close▲

Comment







非公開コメント

命は

私もご無沙汰してました。
区長業務も心配してましたけど。

介護はある意味、命のやり取りもその中に入ります。
急性期病棟は、落ち着けば、すぐその後どうするか考えねばなりません。私も四人老人20回近い入退院の中、「決断決断」の世界でした。

義両親の延命判断については、「無理な延命は希望しない」です(二人で良く話し合いはしてました)。これは後に残る者が背負う事です。後悔はありません。我々が背負えば良いことだから。(怖くて逃げる人も居ますがね)

ただ、今の医療は「生かす」事が出来てしまいます。老人介護において、大きな問題です。長い介護生活で私の目標は「ソフトライディング」でした。なるべく苦しむことなく「天寿」を全うさせてあげたい。これは介護している方達ほとんどの希望ではないでしょうか。人生の後半を迎えつつある自分もそうありたいと思います。永遠は無いのだから。

でも、以前よりは落ち着いてますねアンさん、とにかく良く寝て、食べてね。蘭ちゃん達も居るんだから!頑張れ。
ただ、自宅介護は今後もっと厳しい状況が考えられますので、在宅訪問看護や介護も視野に入れて、「介護保険」を使って下さい。
2023-04-21-23:36 万里 [ 返信 * 編集 ]

意思疎通が出来る限り

万里さん

おはようございます。
お~、お元気でおりましたか、お変わりなくお過ごしで
いらしていますか…。
ひそひそひそ…ゲームもしてられますか。

はい、おかげさまで、区長業務は、場数を踏んだおかげか、
慣れてきてまして、失敗したとしても、別に命を取られるわけでも
ないですし、なんといっても、「自治会費」さえ、1円も
違わなければそれでいいわけで…(すべてはそこなんですよ~)
近頃は、やるなら堂々としてやろうと、自分がしっかりしてないから、
いろいろと言われるわけですから。
だけど、もういろいろとやらかしていて、区長業務武勇伝が
あり過ぎで、ネタにはまったくと困らずで、楽しくやっています。
今では、出来たら、あと半年…やり遂げたいんですけど。

父がこのようになった原因は、自分にも非があるんです。
兆候が出ていたのに、そのサインを見逃してしまい…
ただ、救急センターに6時間もずっといて、その間に覚悟を
しました。
だから、今後は、何がどう起ころうとも、落ち着いて何事も
処理していこうと…一度、肝が据われば、どうすればいいのか、
おのずと見えてきました。

介護側は、「命」の決断を迫られ、どう判断をすべきか、
即決が出来ないことも…。
でも、父が、まだ意思疎通が出来ていること、それが
優先されるべきで、自分がどうしたいのか…ではなく、

医師にもハッキリと

「父が昏睡状態や、認知症とかで意思疎通が出来なくなったら、
 その時は、自分が決めます」

担当医師から

「年齢が年齢なので、次に発作が起きれば、
 助からないでしょう。
 それだけは、覚えておいてください」

そんなことわかってるし、もう迷わないです。
最後に、父の目に映ったものが自分ならそれでいいと。

決断を曖昧にしていると、どっちもしんどい思いをしなければ
ならないのも確かです。

医師が

「在宅介護か、施設に入らせるか」

この程度の判断なんて、ほんと自分からしたら、
「命の決断」よりも、よっぽど軽くって考えなくても済みます。
父は、まだ自分がいますからいいですが、自分は、今後も
ひとりなんで、アッサリといけたらいいなぁ…と思ってます。

自分のエゴなのはわかってますけど、短い間だとしても、
もう一度、父を在宅介護が出来たらと…償いの意味も
あるのですけど、こんな終わり方にだけは、絶対に
したくないんです。
長い介護をしてきて、自分の判断ミスで、命のろうそくを
消したなんてなったら…。

介護を長くすればするほど、いろんなことが起こっていて、
なんか、感覚が麻痺といいますか、どう対処すればいいのか、
慌てなくなっちゃいましたね。
何よりも、他人の身内が、「占い」ってところで、あまりにも、
馬と鹿過ぎで、開いた口がふさがらないっていうのもありまして…。
こんなのがいたら、こっちが冷静でいないとやってられません。
だから、今後は、父の経過も何も話さないことにしました。
つまらないものに、諭吉さんを使い、それを信じろと言う…
勘弁してって感じです。

在宅訪問看護や介護も視野に入れて話したいのに、
あまりにもケアが使えないと来た…ありえないでしょって話です。
保健師さんは、しっかり連携を取っていきましょうと言って
下さったのに、ケアは、ご自身の事だけ

「あっ、病院へは、〇〇が担当ですと伝えておいて下さい」

…なんなの? って感じ。
医師から話がありましたら、伝えて下さいとは言われたけど、
不信感満点で、話せません…けど、ケアが動いてくれないと、
困るんですけど…。
…にしても、「引継ぎなし、データも目を通さない」ケアって
ほんと、いるのかって話です。

来週、保健師さんと話して、退院後の「訪問看護、診療」を視野に
入れていることを伝えます。
…だけど、ケアには話したくないですよ…ほんと。

ここのところ、気温の上り下がりが激しくって、父じゃなくとも、
自分もしんどいです。
はい、ありがとうございます、もう…食べて寝てと…ごろんごろん
していたら、体重が~~。

万里さんも、体調にお気をつけて、御身大切にです。
2023-04-22-06:27 アン [ 返信 * 編集 ]