泣いても笑っても

難病の父を介護しつつ、自治会の区長をやってます。

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2023-04-25 (Tue) 19:23

出かけに

病院から電話があり…、なんで、こんな時間に? 

こんばんは。

病院から帰宅して、明日に提出しなきゃならない小難しい書類と
さっきまで格闘していまして、仕上がったものの…なんか文章が
おかしい…って、いつもそうですけど…はあ。
まっ、とりあえず出来たので、良しとします。
(いいのか、それで…)

今日は、いろいろと用事があったので、少し早めに家を
出かけようとしたら、そこにスマホに着信音がなり、
病院からでした。

「今、お時間は大丈夫ですか」

看護師さんの深刻な声…えっえっ、父に何かあったの? 
ぎゅーーーーーーっと胸が締め付けられる思い…。

「今、病院へ向かうところなんです」
「わかりました、その時にお話いたします」

…なんなの?  何か持って来て下さいと言う話じゃないの? 

急遽、用事はすべて取りやめて、病院へ向かいました。
面接時間は、午後1時からでしか、入院病棟へは入れて
くれないのはわかってましたが、看護師さんのあの言い方は…
1時まで30分…待合室で待って、1時になった途端、
ナースステーションへ急いでいきました。

「あの、先ほどこちらから電話があったアンです。
 父に何か…」
「担当のものが今、いませんので、お待ちください」

待合室で待っていたら、そこにすごく綺麗な看護師さんが
にこにこと…。

「私は、担当のものではないのですが、代わりに
 お話を致しますね」
「あっ、はい、お願いします」
「お父さんですが、おうちでの生活の仕方はどうされていますか」
「自分が24時間介護をしていますけど」
「つきっきりでですか?」
「つきっきりって言うほどではないのですが、父自身、
 食事はひとりでもできますから、サポート程度です」
「そうですか、ご自宅に戻られたら、また娘さんが介護をすると
 言うことですね、でしたら、介護保険をもっと使われたら
 どうですか、あと、今の状態ですと、改めて、介護認定と
 身体障害者の再審査を受けられた方がいいですよ」
「はい、そのつもりです。
 あの…父は、食事をちゃんとしていますか?」
「えぇ、毎回、とてもきれいに完食されていますよ」
「あぁ、良かった…心配でしたから」
「娘さんが決まった時間に、新聞を持ってこられるでしょう、
 楽しみにされてます」

あの…電話の看護師さんの深刻な声といい話し方といい…
なんでしたの?  ねぇねぇねぇ?  話って、これでしたの?  
父の様子の話でしたの?
それなのに、電話での話し方が、容態が急変したのかと
思ったじゃないですか…。

看護師さんは、普段通りの話し方なのかも知れないけど、
入院患者さんの家族だと、ドキリとするじゃないですか…。
新人さんかな…まっ、それだとしたら、仕方ないんですが…。

父の状態は、リハビリの効果もあって、顔色も良くなったとかで…
だけど、良くなることはなく、現状維持する程度なんですが、
それでもいい…おうちに父が帰れるなら…。
初めて、心不全で倒れた父…、やっぱり少しづつ、難病が
蝕んでるようです。

担当医師は、
「普通、あんな心臓の状態だと、倒れられた時に
 既になくなっておられたかもしれません、
 良くもち耐えられました。
 けれど、今後は、心臓に爆弾を抱えている状態ですから、
 でも、次に発作が起きたら…覚悟はして下さい」

ERの救命医師からは、
「今度からは、少しでも異変に気が付いたら、迷わず
 すぐに救急車を呼んでください」

父が救急搬送されて2週間…あっという間…。
父もおうちに戻れることを知って、頑張ってるから、
自分もそのつもりで動きます。

今夜も、あのER救命医師の方々が懸命に
たくさんの「命」を救っている…。

なんか…もう眠くなってきちゃいました。
早いけれど、今夜は、これで休みます。
父からのコールはないですが、相変わらずの雑魚寝。
お布団に入るつもりもなく、普段着で毛布にくるまって
いつも通りのまま、寝ちゃいます。

だって、パジャマを着て、お布団に…って普段と違う事を
するとですね、必ずと言って、何か起るんですよ。
だから、いつもの通りに過ごします。

おやすみなさい、よい夢を…。

区長退任まで、あと254日

アン

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最終更新日 : 2023-04-25

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