泣いても笑っても

難病の父を介護しつつ、自治会の区長をやってます。

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2023-05-21 (Sun) 06:23

すったもんだの

あげく…ようやく。

おはようございます。

いろいろとあり過ぎで、ここをずっと離れていたかのように
思えるくらい時間が早かったです。
区長業務も落ち着くかと思えば、ますますハードに、
7月までの行事計画を立て、みっちり土日の行事決定と…
そんな中、一昨日、父が退院を致しました。

父が入院して退院するまで、1か月と1週間…
振り返れば、何をしていたのかって話。
まぁ、区長業務です、毎日毎日…ひとりでゆっくりととは
いかなかったですね。

その退院すっだもんだの話…
5月の始め、ゴールデンウィーク中に、あっさりと退院
していいですって、許可したくせに…退院前日になって、

「許可は出来ません」

なんで? どうして? なんなの?
なんでも、電動ベッドとボータブルトイレがないと許可できないとか、
しかも、ケアさんに確認させろって…。

・・・・・・・・。

唖然といいますか、今更何を言うのかと…。
こっち、何年、介護していると思ってる? 
あれだけ、さんざん介護をしていると看護師に話したのに!!!
やっぱり医師には、何も伝わっていない。

既に、リハパンだし…今更、ポータブルトイレって。
使わないだけで、当初の物はあるんですよ。

ケアさんとは、ラインで繋がってくれてるおかげで、
退院当日予定の朝、ケアさんにうちに来てもらって、
「確認」してもらい、病院へ退院の許可を出して下さいという
旨を伝えてほしいとお願いしました。

ひとつ聞いていいですか。

介護を初めてする方がそんなに多いのですか?
そんなに嫌がる方が多いんですか?
ご自身の親御さんでも…。

看護師さんからも、あの状態ですと介護は、ひとりでは無理ですと。
あの…世の中に、父以上に大変な介護をしている方が、
ごまんといらしているわけで、看護師さんもわかっておられるはず。
自分は、1から100までやることなんて、たいしたことじゃない。

父の状態で、初めて介護する方なら、いろいろと戸惑うし、
あるでしょうけど…ストレスで心がバッキリと折れたり、
挫折もあるでしょう…けど、こっち、そんなものは、既に
超越してるし、そんなことは、置いといて…
自分にとっては、一番問題になるのが

「経済的な事」

それだけなんですよ、実のところ。
入院費もそうですけど、他の事にわらわらわらと、細かい事を
入れたら、入院費を超えてしまうことも。
自分が介護する事には、なんら問題はないのですけど、
こればっかりは、諭吉さんが降ってわいてくるものではなく…。

退院の許可が下りなかったのは、入院費を払ってないから
じゃないですよ、ちゃんとお支払いしましたって。

担当の医師に、単刀直入に言いましたよ。

「自分は、14年以上、介護をしてきました。
 今更、何をどうして、とごで過ごそうが、
 発作を起こせば、同じ結果です。
 でしたら、最後に目に映ったものが、家族で
 あってほしいです」
(らんちーですよ、自分ではなく…さすがに言えなかったです)

14年ですか?…って、そんなに驚く事じゃないですってば。

内心、先生を見ながら…

(先生さん、たぶん、まだ二十歳そこそこで、大学の学生さん
 だった頃でしょうに…その頃からやってんの、こっちは…)

…そもそも、医師自身が言ったじゃないですか。
この先は、そうも長くはないと、次に発作を起こしたら、
助かりませんって…ハッキリと。
だから、こっちも覚悟を決めて、決断したわけですよ、
そーれーなーのーにー、
養生の施設へ…とか、転院してどーのこーの…。

天井だけ見て、余生を過ごさせて、認知症をさらに
加速させて、1日でも長生きするのと、らんちーを抱っこさせて、
好き放題で余生を過ごせて、長くないとしても、
どっちがいいかって話。

こうも退院をさせるのに、こんな大変だとは…。
何かあったら、病院の責任とか? 
別に、何も言いませんってば。

結局、新ケアケネさんの鶴の一言で、退院の許可がおりました。

「すべて揃われておられて、娘さんが既に10年以上
 介護なさっておられます」

新ケアさんとおつきあいをして、まだ20日ではありますが、
それなのに、かゆいところにまで手が届くといいますか、
いろいろと先に動いて下さるので、「ケア」をされています。
以前のケアさんと雲泥の差…。

でも、優秀なケアマネさんって、いずれ、チーフとかになられて、
上司になられ、新人さんを纏め役とかに…あぅ。
どうか、最後まで、このケアさんでいてほしいところです。

なんとか自宅へ戻って来て…
1か月前に出来ていたことが、ひとつも出来ない…、
ちょっと待って、ボタンの外し方も出来ないって…
どういうこと?  まっ、仕方ない、この程度…。

退院して気が付いたこと…。
リハビリの方が言ってられたことが、ひとつも出来てませんが?
なんで、〇なの?  こらこらこら。 
着替えひとつ出来ませんが? 食事も?  もしもーーし!! 

えっ? 退院させて良かったのかって?
いいに決まってます。

何も出来なくともいいです、こっちが1から100までやるだけ。
なんてことない話。
父に食事をさせるのに、口元にスプーンを持っていくと
口を開くのて、ひな鳥に「挿し餌」をしてる気分。
面白いなぁと…笑ってしまった、正直。

さらに…既に、やらかして下さっています。
昨日、自分は区長業務で1時間ほど、家を空けて帰宅したら、
ベッドにいない…はい、床に転がってました。

……だーかーらー。

なんで自分がいない時に、いつもいつもやらかす!! 
怒鳴りたい気持ちをぐっとこらえて、淡々と床に転がっている
父をベッドに戻して、転がしました。

何も聞かない、言わないのが一番、ほっときます。
退院して、次の日にやらかして、再度、病院行きもあるかも。

父が戻ってきたところで、何も変わらない日常に戻りました。
父が何も出来なくって戻ってきたのは、例外ですけど。
それも、何も思わないてす、はい。

とりあえず、病院へ毎日、行かなくて済むのが、た、助かる~、
だって、燃費だって、タダじゃないんですもの~、入院費以上
かかっているって言ったら、オーバーたど思われそうですけど、
だってほんとなんですもん…。

さぁ、やっと気候が落ち着いてきました。
自分もいつもの通り、介護の日常と区長業務に戻ります…
そして、ここも。
父が入院している間も、まぁ、いろいろとあり過ぎで、お話には
困らなかったのですけど、まぁ、家に人は来るわ、あれだこれだと
区長業務が絡むし、父がいない間に、断捨離を加速したかったし…と、
パソコンの前に座っていることが出来なかった1週間でした、はい。
ま、ぁいろいろとあったことは、おいおいに…。
えーーーっという話もあったりして、笑えますよ、きっと。

お出かけなさる方、気を付けていってらっしゃい~。

区長退任まで、あと241日

アン

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最終更新日 : 2023-05-21

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