泣いても笑っても

つい、さっきのお話。
１０日ぶりに、朝からスーパーへお出かけ。
今日の予算は、少しだけ奮発して税込で四千円分。

普段買わないようなものをちょこっと買い、
レジでお会計を済ませていたら、みるみるうちに
三千円を越えてしまい、カゴの残りの食品は、あと三品。
今日、明日、絶対にいるようなものではなく、
パスタとごぼうと烏龍茶のペットボトル。

「すみません、今、四千円しか手元にないので、
　ここで、お会計をお願いします」

スーパーの店員さん、嫌な顔ひとつせず、
「わかりました、不安ですものね～」と
応対して下さり、助かりました。

レジを済ませて、御礼を言ったら、
その店員さんが

「よくあることよくあること…
　ありがとうございました」

気持ちよく帰宅でしました。
でも、少し恥ずかしかったです、何がって、
後ろでレジ待ちしている方に丸聞こえでしたから。

クレジットカードで払えば…と思われたかも
しれませんが、スーパーで使いません。
なんでもかんでも、カードで済ませていたら、
ゲームの課金と一緒です。

現金そのものが動いてる気がしないから、
使い過ぎて、結局、あちこちから借りては返しを
くり返すのではないのかと思います。

自分は、明日がどうなるかわからないのに、
一ヶ月後、二ヶ月後なんかに、カードの明細書が
来るなんて絶対に嫌です。

店員さんの応対で、今月の食費も
諭吉さん一人ですみました。

ちょっとお金があるからと、贅沢な気を
起こしたのが間違いの元でした。

もっと、気をしめていかなければ。

アン


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