「もう戻れないの…」
友人がどことなしか浮かない顔をして言うので、
自分は
「なんだ、そんなこと…
「自分自身も大事にしなきゃ、リフレッシュするって、
すっごく大切なことだよ」
何の話かといいますと…。
自分と同様、親御さんの介護をなさっている
友人と数年ぶりに会い、短い間ではありましたが、
とても「濃い時間」を過ごしてきました。
友人との話は、もっぱら「介護」の話になり、
この友人の親御さんが、ディやショートに
行かれるようになられてから、ひとりで過ごせる
時間が出来て、後ろめたさを感じていたようなのです。
…はて…?
「一日でも介護しない、ひとりでゆっくり
過ごせる時間が出来て、それに慣れたら、
もう…前のようになれないし、戻りたくないの…
そう考えている私って、ひどいよね…」
よそ様のブログでも、こういう話をなさっている方が
たくさんおられること、サービスを利用して、その間に
ご自身も「息抜き」したり、その時間を大事に
過ごしておられるし…。
彼女は、深刻そうなのに、自分…
「なんだ、そんなの話…こっちだって人間。
不倫話かと思っちゃったわ~」
「ふ、不倫?」
自分、目を伏し目がちにして身体をくねらせながら、
「もう戻れないの…あの人しかいないの~、
彼を幸せに出来るのは、奥さんじゃないわ、
私だけなの~、私だけが愛しているのよ~」
友人は、目が点になってました。
「何、それ~うふふふ」
やっと少し笑ってくれました、良かった良かった。
こっちは、どこぞの不倫のせいで、尻ぬぐい
させられて、エラい目に遭ってますから~。
それから比べると、親御さんに対して、
ネグレクトしたわけでもないし、外に出るってことは、
親御さんも刺激があって、いいと思うし…、
それに、友人は、その間にゆっくり
グッスリ眠ったり、旅行したり、買い物したり、
こうして話したりして、フレッシュして、
また介護していけばいいんだって。
それからも、彼女の介護話を聞きながら、
気持ちがすごくわかって、うんうんと頷くことも
しばしば…だけど、うちの父よりも大変そうだなと…。
別れ際に、突然、友人が思い出したように、
「ねぇ、なんで、さっき、たとえが不倫だったの?」
「あ~ん、別に、漫画でもドラマでも、
そんなセリフあった気がしただけ~」
《リアルに耳にしたなんて
とっても言えません・アン、心の声》
それと、彼女も親御さんがサービスを
利用されている時間帯におうちの中の
断捨離を始めるそうです。
久しぶりに、ファミレスで「スイーツ」を
食べましたが、前ほど、クリーム系がそんなに
食べられないことに気が付きました。
むしろ、桜餅が食べたくなって、和菓子屋さんに
寄って帰宅しました。
今の時期しか食べられない桜餅…
緑茶と共に頂きましたが、もうちっちゃな幸せを
感じちゃいました。
アン

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友人がどことなしか浮かない顔をして言うので、
自分は
「なんだ、そんなこと…
「自分自身も大事にしなきゃ、リフレッシュするって、
すっごく大切なことだよ」
何の話かといいますと…。
自分と同様、親御さんの介護をなさっている
友人と数年ぶりに会い、短い間ではありましたが、
とても「濃い時間」を過ごしてきました。
友人との話は、もっぱら「介護」の話になり、
この友人の親御さんが、ディやショートに
行かれるようになられてから、ひとりで過ごせる
時間が出来て、後ろめたさを感じていたようなのです。
…はて…?
「一日でも介護しない、ひとりでゆっくり
過ごせる時間が出来て、それに慣れたら、
もう…前のようになれないし、戻りたくないの…
そう考えている私って、ひどいよね…」
よそ様のブログでも、こういう話をなさっている方が
たくさんおられること、サービスを利用して、その間に
ご自身も「息抜き」したり、その時間を大事に
過ごしておられるし…。
彼女は、深刻そうなのに、自分…
「なんだ、そんなの話…こっちだって人間。
不倫話かと思っちゃったわ~」
「ふ、不倫?」
自分、目を伏し目がちにして身体をくねらせながら、
「もう戻れないの…あの人しかいないの~、
彼を幸せに出来るのは、奥さんじゃないわ、
私だけなの~、私だけが愛しているのよ~」
友人は、目が点になってました。
「何、それ~うふふふ」
やっと少し笑ってくれました、良かった良かった。
こっちは、どこぞの不倫のせいで、尻ぬぐい
させられて、エラい目に遭ってますから~。
それから比べると、親御さんに対して、
ネグレクトしたわけでもないし、外に出るってことは、
親御さんも刺激があって、いいと思うし…、
それに、友人は、その間にゆっくり
グッスリ眠ったり、旅行したり、買い物したり、
こうして話したりして、フレッシュして、
また介護していけばいいんだって。
それからも、彼女の介護話を聞きながら、
気持ちがすごくわかって、うんうんと頷くことも
しばしば…だけど、うちの父よりも大変そうだなと…。
別れ際に、突然、友人が思い出したように、
「ねぇ、なんで、さっき、たとえが不倫だったの?」
「あ~ん、別に、漫画でもドラマでも、
そんなセリフあった気がしただけ~」
《リアルに耳にしたなんて
とっても言えません・アン、心の声》
それと、彼女も親御さんがサービスを
利用されている時間帯におうちの中の
断捨離を始めるそうです。
久しぶりに、ファミレスで「スイーツ」を
食べましたが、前ほど、クリーム系がそんなに
食べられないことに気が付きました。
むしろ、桜餅が食べたくなって、和菓子屋さんに
寄って帰宅しました。
今の時期しか食べられない桜餅…
緑茶と共に頂きましたが、もうちっちゃな幸せを
感じちゃいました。
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最終更新日 : 2020-04-18