泣いても笑っても

こっちも落ち込んでいる時に限って、
何か仕出かすのが、父。

軽い認知症が始まっていたのですが、

真夜中に

「部屋に誰かいる!!」
「誰か玄関に来た!!」

それで、呼び出しコールが鳴るわけです。
最初、寝ぼけてたのかと思ったら、
そういう症状も出る場合もあることは
わかってましたけど、この頃、少し
頻繁になってきました。

自分も元気ならいいのですけど、
怪我のリハビリ真っ只中。
それで、蘭丸を利用…。(ごめん、蘭丸)

「ほらほら、蘭丸がいるだけだよ。
　動物は、知らない人がいたら、
　怯えたりするから大丈夫だからね」

自分がいないとき、蘭丸を見てねって…。
多少は、落ち着いてくれますけど。
娘を見て、不審者扱いもやめて…。
一度、「丸の泥棒」…とまで。
えっと、世話してただけですけど…。

蘭丸ちん…
自分が怪我で、腕から多少なりとも
「薬のにおい」がしていたせいで、
もの凄くいやぁ～んな顔をされて、
「拒否反応」かまされて、もう…悲しいったら。

ちっちゃいコ達５匹も同じ反応。
くぅぅ～～、さっ、寂しかったです。
怪我した自分が悪いのですけど。

アン


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